11月1日~3日に、東京・恵比寿 ガーデンプレイスにてライヴ、トーク、プレゼンなどで音楽を楽しむ・知る・考えるをコンセプトにした音楽フェス"YEBISU MUSIC WEEKEND(エビス・ミュージック・ウィークエンド)"が開催される。
開催発表にあわせて、第1弾発表ライブ出演者に、Controversial Spark、空気公団、トクマルシューゴ、tofubeats、大森靖子、Suara、 BELLRING 少女ハート、HAPPY、ミツメの9組の出演がアナウンスされた。
音楽カンファレンスYOAKEを発展させたこのYEBISU MUSIC WEEKENDでは、音楽ライブ&DJをはじめ、セルフプロデュース、マネージメント、音楽ライティング、著作権についてのトーク&講座、さらに、最新音楽サービスのプレゼンテーションも展開される。
ブロガー・ウェブデザイナーの大山裕之氏、OTOTOY編集長・ BOROFESTA主催・Limited Express (has gone?)の飯田仁一郎氏、MCA代表・音楽エージェント・プロデューサーの永田 純氏、TOKYO BOOT UP! プロデューサー・前SXSWアジア事務局長の渡邉ケン氏の4人からなる同フェス実行委員会は、公式HPで今回のフェスの主旨を述べている。
開催主旨
今、音楽シーンは日々おもしろくなっています。
クリエイターは既存の仕組みや資本にとらわれない活動が可能になりました。生み出した作品を自ら発信し、プロモーションして、リスナーに届けるところまでを構築することで、新しいミュージシャンたちは自由な創作環境を手にしています。ソーシャルメディアや各種ウェブサービス、スマートフォンなどの成熟がこれを支え、これらは今、小さなビジネスとして成立し始めています。かたや、60-70年代から活動を続けるベテランたちも、もう半世紀近く自らのペースを崩さずに作品を発表し続け、ツアーを続けています。
リスナーが音楽と出会う手段にもいまや多くがありますし、多様化するそれぞれにはきちんと居場所があります。これらの背景には、インターネットにより本格的にもたらされつつある私有から共有への大きな流れがあります。
一方で、従来の方法では音楽がお金を生むのがむずかしくなっているのも事実です。そんな中、生業は他に持ちながらも音楽ライター/ブロガーやミュージシャンとして音楽に関わり続ける生き方も生まれています。好きだからこそプライベートに音楽と関わってきた彼らにも今大きな可能性が開かれており、これらすべてが音楽を活性化させていることも新しいシーンの特徴でしょう。
2012年11月、わたしたちは、新しい音楽シーンの萌芽を伝え、新世代のアーティストを紹介する音楽イベントとして、「YOAKE」の開催に関わりました。新たな一歩を踏み出したことを確信し、その後半年ごとに、これまで3回を開催し、共感していただける方も増えてきました。
そして、今後の音楽シーンにとって大きな節目となるであろう今年11月、これをさらに多くの方と共有できる場にするため「YEBISU MUSIC WEEKEND/ ライブ、トーク、プレゼンで音楽を楽しむ・知る・考えるエンタメフェス」として開催します。ジャンル/世代/立場を越えて、「音楽」そのものを軸にみんなが集い、共に音楽を楽しみ、語り、考える開かれた場になることを目指しています。
会場は今年20周年を迎える恵比寿ガーデンプレイス。THE GARDEN HALL, THE GARDEN ROOM、STUDIO 38 の3会場に計5つのステージを作り、それぞれ異なるアプローチで新しい音楽と音楽シーンを伝えます。THE GARDEN HALL(スタンディング/ 1200名)のメインステージとサブステージではライブと弾き語りを中心に、ホワイエには出展ブースを設けます、THE GARDEN ROOM(200名)の2つのステージではライブとトークを、STUDIO 38(100名)は主にトークセッションに利用します。各セッションの間にはITサービスや企業のプレゼンテーションの場を作り、今、リスナーやミュージシャンにこそ知ってほしい挑戦する企業や団体との出会いの場を提供します。
ライブのキャスティングは若手からベテランまで、テーマを体現するミュージシャンを対象にします。トークでは新しい音楽のあり方や関わり方、音楽メディアなど様々なテーマを設定し、識者を招きながら、全員で話せる場を作ります。また、ぼちぼち半世紀に渡る日本のポップスの歴史についてもきちんと見ておきたいと考えています。これらは必ず、わたしたちの未来を考える大きな手がかりとなることでしょう。ライブとトークを全く別のものとして扱わず、リスナーも共感できる内容にすることによって、新しいアプローチでイベントとしての一体感を生み出します。
どなたにも気軽に足を運んでもらえるように、料金は ¥5,500/ 3日間通しに設定しました。オフィシャルサイトは、単なる1回限りのイベントサイトとしてではなく、継続してリスナー/ クリエイターが集うプラットフィームとして機能させていく予定です。オンライン/ オフライン問わずに、開かれた「ライブ&トーク」を体現していきます。
主催実行委員会の軸を担うのは、それぞれがフリーランスの立場で音楽と関わってきた4人です。世代は20代から60代、立場はブロガー/ ウェブデザイナー、バンドマン/ 配信サイト編集長/ ローカルフェス主催者、エージェント/ プロデューサー/ 大学教員、前SXSWアジア事務局長など多岐に渡りますが、いずれも音楽が好きで、意気投合してこのイベントを始めました。
今、わたしたちが立ち会っている時代、インターネットにより機会均等がもたらされ、私有から共有に向かう大きな流れは、人類の歴史の中でも希有な、大きな転換期なのかもしれません。そんな時代の中、YEBISU MUSIC WEEKEND がイベントのためのイベントではなく、「音楽」そのものを通じて、出会い、つながり、共に新しい音楽シーンをつくっていくきっかけになれば、と考えています。リスナーとミュージシャンが有機的につながり、新しい循環[サイクル]が生まれていく。みなさんとご一緒できることを、心からお待ちしています。
YEBISU MUSIC WEEKEND 2014-15実行委員会
大山裕之・飯田仁一郎・永田純・渡邉憲一
同フェス開催中は、20周年記念を迎え様々な催しが行われている恵比寿ガーデンプレイスの3会場(ザ・ガーデンホール / ザ・ガーデンルーム / STUDIO38)に5つのステージを設置、音楽ライブを含め50以上のプログラムが同時進行されるとのこと。
YEBISU MUSIC WEEKEND
http://musicweekend.jp/
2014年11月1日(土)~3日(月・祝)
at 恵比寿 ガーデンプレイス
(ザ・ガーデンホール、ザ・ガーデンルーム、STUDIO38)
前売 3,000円(1日)
5,500円(3日間フリーパス)
4,500円(学割フリーパス)
【関連記事】
・YOAKE インタビュー 2(荒川祐二氏、竹中直純氏、虎岩正樹氏、永田 純氏)
・YOAKE インタビュー 1(飯田仁一郎氏、渡邉ケン氏、永田 純氏)
・TOKYO BOOT UP!インタビュー
・『次世代ミュージシャンのためのセルフマネージメント・バイブル』インタビュー
関連リンク
YEBISU MUSIC WEEKEND
OTOTOY
Come-In Come-Out
ミュージック・クリエイターズ・エージェント
TOKYO BOOT UP!
開催発表にあわせて、第1弾発表ライブ出演者に、Controversial Spark、空気公団、トクマルシューゴ、tofubeats、大森靖子、Suara、 BELLRING 少女ハート、HAPPY、ミツメの9組の出演がアナウンスされた。
音楽カンファレンスYOAKEを発展させたこのYEBISU MUSIC WEEKENDでは、音楽ライブ&DJをはじめ、セルフプロデュース、マネージメント、音楽ライティング、著作権についてのトーク&講座、さらに、最新音楽サービスのプレゼンテーションも展開される。
ブロガー・ウェブデザイナーの大山裕之氏、OTOTOY編集長・ BOROFESTA主催・Limited Express (has gone?)の飯田仁一郎氏、MCA代表・音楽エージェント・プロデューサーの永田 純氏、TOKYO BOOT UP! プロデューサー・前SXSWアジア事務局長の渡邉ケン氏の4人からなる同フェス実行委員会は、公式HPで今回のフェスの主旨を述べている。
開催主旨
今、音楽シーンは日々おもしろくなっています。
クリエイターは既存の仕組みや資本にとらわれない活動が可能になりました。生み出した作品を自ら発信し、プロモーションして、リスナーに届けるところまでを構築することで、新しいミュージシャンたちは自由な創作環境を手にしています。ソーシャルメディアや各種ウェブサービス、スマートフォンなどの成熟がこれを支え、これらは今、小さなビジネスとして成立し始めています。かたや、60-70年代から活動を続けるベテランたちも、もう半世紀近く自らのペースを崩さずに作品を発表し続け、ツアーを続けています。
リスナーが音楽と出会う手段にもいまや多くがありますし、多様化するそれぞれにはきちんと居場所があります。これらの背景には、インターネットにより本格的にもたらされつつある私有から共有への大きな流れがあります。
一方で、従来の方法では音楽がお金を生むのがむずかしくなっているのも事実です。そんな中、生業は他に持ちながらも音楽ライター/ブロガーやミュージシャンとして音楽に関わり続ける生き方も生まれています。好きだからこそプライベートに音楽と関わってきた彼らにも今大きな可能性が開かれており、これらすべてが音楽を活性化させていることも新しいシーンの特徴でしょう。
2012年11月、わたしたちは、新しい音楽シーンの萌芽を伝え、新世代のアーティストを紹介する音楽イベントとして、「YOAKE」の開催に関わりました。新たな一歩を踏み出したことを確信し、その後半年ごとに、これまで3回を開催し、共感していただける方も増えてきました。
そして、今後の音楽シーンにとって大きな節目となるであろう今年11月、これをさらに多くの方と共有できる場にするため「YEBISU MUSIC WEEKEND/ ライブ、トーク、プレゼンで音楽を楽しむ・知る・考えるエンタメフェス」として開催します。ジャンル/世代/立場を越えて、「音楽」そのものを軸にみんなが集い、共に音楽を楽しみ、語り、考える開かれた場になることを目指しています。
会場は今年20周年を迎える恵比寿ガーデンプレイス。THE GARDEN HALL, THE GARDEN ROOM、STUDIO 38 の3会場に計5つのステージを作り、それぞれ異なるアプローチで新しい音楽と音楽シーンを伝えます。THE GARDEN HALL(スタンディング/ 1200名)のメインステージとサブステージではライブと弾き語りを中心に、ホワイエには出展ブースを設けます、THE GARDEN ROOM(200名)の2つのステージではライブとトークを、STUDIO 38(100名)は主にトークセッションに利用します。各セッションの間にはITサービスや企業のプレゼンテーションの場を作り、今、リスナーやミュージシャンにこそ知ってほしい挑戦する企業や団体との出会いの場を提供します。
ライブのキャスティングは若手からベテランまで、テーマを体現するミュージシャンを対象にします。トークでは新しい音楽のあり方や関わり方、音楽メディアなど様々なテーマを設定し、識者を招きながら、全員で話せる場を作ります。また、ぼちぼち半世紀に渡る日本のポップスの歴史についてもきちんと見ておきたいと考えています。これらは必ず、わたしたちの未来を考える大きな手がかりとなることでしょう。ライブとトークを全く別のものとして扱わず、リスナーも共感できる内容にすることによって、新しいアプローチでイベントとしての一体感を生み出します。
どなたにも気軽に足を運んでもらえるように、料金は ¥5,500/ 3日間通しに設定しました。オフィシャルサイトは、単なる1回限りのイベントサイトとしてではなく、継続してリスナー/ クリエイターが集うプラットフィームとして機能させていく予定です。オンライン/ オフライン問わずに、開かれた「ライブ&トーク」を体現していきます。
主催実行委員会の軸を担うのは、それぞれがフリーランスの立場で音楽と関わってきた4人です。世代は20代から60代、立場はブロガー/ ウェブデザイナー、バンドマン/ 配信サイト編集長/ ローカルフェス主催者、エージェント/ プロデューサー/ 大学教員、前SXSWアジア事務局長など多岐に渡りますが、いずれも音楽が好きで、意気投合してこのイベントを始めました。
今、わたしたちが立ち会っている時代、インターネットにより機会均等がもたらされ、私有から共有に向かう大きな流れは、人類の歴史の中でも希有な、大きな転換期なのかもしれません。そんな時代の中、YEBISU MUSIC WEEKEND がイベントのためのイベントではなく、「音楽」そのものを通じて、出会い、つながり、共に新しい音楽シーンをつくっていくきっかけになれば、と考えています。リスナーとミュージシャンが有機的につながり、新しい循環[サイクル]が生まれていく。みなさんとご一緒できることを、心からお待ちしています。
YEBISU MUSIC WEEKEND 2014-15実行委員会
大山裕之・飯田仁一郎・永田純・渡邉憲一
同フェス開催中は、20周年記念を迎え様々な催しが行われている恵比寿ガーデンプレイスの3会場(ザ・ガーデンホール / ザ・ガーデンルーム / STUDIO38)に5つのステージを設置、音楽ライブを含め50以上のプログラムが同時進行されるとのこと。
YEBISU MUSIC WEEKEND
http://musicweekend.jp/
2014年11月1日(土)~3日(月・祝)
at 恵比寿 ガーデンプレイス
(ザ・ガーデンホール、ザ・ガーデンルーム、STUDIO38)
前売 3,000円(1日)
5,500円(3日間フリーパス)
4,500円(学割フリーパス)
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・TOKYO BOOT UP!インタビュー
・『次世代ミュージシャンのためのセルフマネージメント・バイブル』インタビュー
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