posted by Jay Kogami
グラストンベリー・フェスティバル出演アーティストがSpotifyで軒並み再生回数が増加!Spotifyで変わる音楽フェスの楽しみ方
img via Espuire
米国や欧州で大きく注目を集めるサブスクリプション型音楽ストリーミングサービス「Spotify (スポティファイ)」は、先週末6月28日-30日にイギリスで開催された大型野外音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル」に登場したアーティストが、フェス後に軒並み音楽サービスで再生回数を伸ばしているデータを発表しました。
img via NME
ピラミッドステージでヘッドライナーを務めたアークティック・モンキーズは、フェスに出演後329%という驚異的な増加を記録しました。またシックとナイル・ロジャースも260%という大きな伸びを記録しました。
以下はSpotifyで再生回数を伸ばしたアーティストのトップ7
1. アークティック・モンキーズ(Arctic Monkeys): 329%
2. シック feat. ナイル・ロジャース(Nile Rodgers): 260%
3. パブリック・エナミー: 148%
4. ローリング・ストーンズ(Rolling Stones): 125%
5. ポーティスヘッド(Portishead): 91%
6. ディジー・ラスカル(Dizzee Rascal): 83%
7. Hurts: 55%
またSpotifyは、グラストンベリー・フェスティバルの前にユーザーによって作成された予習用のプレイリスト約13000個を解析し、最も人気のあった楽曲のトップ20を抽出しプレイリストを作成しました。
最も人気があったのはTwo Door Cinema Clubで、楽曲「What You Know」が最もプレイリストに使われた楽曲でした。
2位にはThe Vaccines(ザ・ヴァクシーンズ)で「If You Wanna」、3位にはヘッドライナーのマムフォード・アンド・サンズ(Mumford & Sons)の「The Cave」がランクインしました。
その他のヘッドライナーのアークティック・モンキーズは「I Bet You Look Good On The Dancefloor」が6位、ローリング・ストーンズは「Gimme Shelter」で19位に入りました。
どちらもデータが導き出した音楽ファンの視聴行動の可視化された結果で、大変おもしろいデータです。
片方はフェスが終わった後の音楽ファンの熱量、片方はフェス前に盛り上がるファンの熱量という見方ができます。過去に例を見ない音楽データの使い方ではないでしょうか。
また音楽フェスにおいてSpotifyプレイリストが、重要なレコメンデーションとキュレーションの役割を果たしてくれています。Spotifyでは誰でも自由に楽曲を選択しプレイリストを構築し公開できます。ですので、グラストンベリー・フェスティバルにちなんだプレイリストを作成するだけで、Spotifyユーザーはフェス前に知らない音楽を聴いて予習したり、好きなアーティストを聴いて期待値を高めることができます。
柔軟性とオープン性のある音楽サービスSpotifyとSpotifyプレイリストは、今後音楽フェスのマストアイテムになっていくと感じます。
img via Drowned in Sound
例えば有名なオンライン音楽メディア「Drowned in Sound」や、一般向けのライフスタイルメディア「Esquire英国版」など、メディアも音楽フェス用にSpotifyプレイリストを構築し公開しています。
このように普段から目にするメディアがSpotifyプレイリストを作成することで、個人ユーザーを探してフォローするためのハードル/手間を下げてくれます。またメディアの特色にマッチしたSpotifyプレイリストを通じて、メディアは読者と音楽を通じてエンゲージメントを高められる可能性が生まれます。自分が毎日見ているメディアがどんな曲をセレクトするのか? は音楽好きなら気になりますよね。
これもSpotifyを使った新しいフェスの楽しみ方の一つ。
img via Esquire UK
■記事元:http://jaykogami.com/2013/07/3305.html
記事提供:All Digital Music
■ジェイ・コウガミ プロフィール:http://jaykogami.com/about
■Jay Kogami Twitter:http://twitter.com/jaykogami
■Jay Kogami facebook:https://www.facebook.com/JayKogamiPosterous
グラストンベリー・フェスティバル出演アーティストがSpotifyで軒並み再生回数が増加!Spotifyで変わる音楽フェスの楽しみ方
img via Espuire
米国や欧州で大きく注目を集めるサブスクリプション型音楽ストリーミングサービス「Spotify (スポティファイ)」は、先週末6月28日-30日にイギリスで開催された大型野外音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル」に登場したアーティストが、フェス後に軒並み音楽サービスで再生回数を伸ばしているデータを発表しました。
img via NME
ピラミッドステージでヘッドライナーを務めたアークティック・モンキーズは、フェスに出演後329%という驚異的な増加を記録しました。またシックとナイル・ロジャースも260%という大きな伸びを記録しました。
以下はSpotifyで再生回数を伸ばしたアーティストのトップ7
1. アークティック・モンキーズ(Arctic Monkeys): 329%
2. シック feat. ナイル・ロジャース(Nile Rodgers): 260%
3. パブリック・エナミー: 148%
4. ローリング・ストーンズ(Rolling Stones): 125%
5. ポーティスヘッド(Portishead): 91%
6. ディジー・ラスカル(Dizzee Rascal): 83%
7. Hurts: 55%
またSpotifyは、グラストンベリー・フェスティバルの前にユーザーによって作成された予習用のプレイリスト約13000個を解析し、最も人気のあった楽曲のトップ20を抽出しプレイリストを作成しました。
最も人気があったのはTwo Door Cinema Clubで、楽曲「What You Know」が最もプレイリストに使われた楽曲でした。
2位にはThe Vaccines(ザ・ヴァクシーンズ)で「If You Wanna」、3位にはヘッドライナーのマムフォード・アンド・サンズ(Mumford & Sons)の「The Cave」がランクインしました。
その他のヘッドライナーのアークティック・モンキーズは「I Bet You Look Good On The Dancefloor」が6位、ローリング・ストーンズは「Gimme Shelter」で19位に入りました。
どちらもデータが導き出した音楽ファンの視聴行動の可視化された結果で、大変おもしろいデータです。
片方はフェスが終わった後の音楽ファンの熱量、片方はフェス前に盛り上がるファンの熱量という見方ができます。過去に例を見ない音楽データの使い方ではないでしょうか。
また音楽フェスにおいてSpotifyプレイリストが、重要なレコメンデーションとキュレーションの役割を果たしてくれています。Spotifyでは誰でも自由に楽曲を選択しプレイリストを構築し公開できます。ですので、グラストンベリー・フェスティバルにちなんだプレイリストを作成するだけで、Spotifyユーザーはフェス前に知らない音楽を聴いて予習したり、好きなアーティストを聴いて期待値を高めることができます。
柔軟性とオープン性のある音楽サービスSpotifyとSpotifyプレイリストは、今後音楽フェスのマストアイテムになっていくと感じます。
img via Drowned in Sound
例えば有名なオンライン音楽メディア「Drowned in Sound」や、一般向けのライフスタイルメディア「Esquire英国版」など、メディアも音楽フェス用にSpotifyプレイリストを構築し公開しています。
このように普段から目にするメディアがSpotifyプレイリストを作成することで、個人ユーザーを探してフォローするためのハードル/手間を下げてくれます。またメディアの特色にマッチしたSpotifyプレイリストを通じて、メディアは読者と音楽を通じてエンゲージメントを高められる可能性が生まれます。自分が毎日見ているメディアがどんな曲をセレクトするのか? は音楽好きなら気になりますよね。
これもSpotifyを使った新しいフェスの楽しみ方の一つ。
img via Esquire UK
■記事元:http://jaykogami.com/2013/07/3305.html
記事提供:All Digital Music
■ジェイ・コウガミ プロフィール:http://jaykogami.com/about
■Jay Kogami Twitter:http://twitter.com/jaykogami
■Jay Kogami facebook:https://www.facebook.com/JayKogamiPosterous