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「アナと雪の女王」ゴールデングローブ賞最優秀アニメーション部門の栄冠に輝く

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1月13日(現地時間1月12日)に、米国ロサンゼルスのビバリー・ヒルトンホテルにて、第71回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が開催された。この場で2013年の映画やテレビのなかで際立った作品、スタッフを表彰する各賞が発表された。
最優秀長編アニメーション賞(Best Animated Feature Film)には、ディズニー・スタジオの『アナと雪の女王』が輝いた。他の候補作品、『クルードさんちのはじめての冒険』と『怪盗グルーのミニオン危機一発』をかわした。

2006年度から続く最優秀長編アニメーション賞では、これまで同じディズニー系列のピクサー・スタジオは6つもの受賞作品がある。しかし、ディズニース・タジオから受賞は『アナと雪の女王』が初である。ピクサー・スタジオには2013年に大ヒット作の『モンスターズ・ユニバーシティ』があったが、ノミネート作品に届かなかった。
『アナと雪の女王』は、興行面でも『モンスターズ・ユニバーシティ』を大きく超えている。さらに現在も上映中で、2013年最大のアニメーションヒット作『怪盗グルーのミニオン危機一発』に迫る勢いとなっている。

映画ヒットの理由は、息の長いヒットにある。2013年12月第1週で週末興収1位に登場、それから4週間後、2014年1月第1週に再び1位に返り咲くなど話題を呼んでいる。ミュージカル様式のアニメーションも高い評価を受けている。ゴールデン・グローブ賞の受賞で、米国アカデミー賞でも最優秀長編アニメーション賞の最有力候補と言っていいだろう。
『アナと雪の女王』のライバルとなりそうなのが、日本の宮崎駿監督の『風立ちぬ』である。まだノミネートも発表されていないが、これまでの賞レースでは『風立ちぬ』ほうが受賞数が多い。
『風立ちぬ』は字幕上映だったことから、ゴールデン・グローブ賞では長編アニメーション部門でなく、外国語映画賞にノミネートされた。直接的なぶつかりは見られなかった。
かたや全米興収約300億円の『アナと雪の女王』、かたやニューヨークとロサンゼルスの2都市だけの限定公開。一体どんな結果がでるのか、米国アカデミー賞の行方も見逃せない。

Golden Globes Awards
http://www.goldenglobes.com/

『アナと雪の女王』
http://www.disney.co.jp/movies/anayuki/

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