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平井 堅、Ken’s Barツアーファイナルをクリスマスイブに開催&年明け2月にはバレンタイン開催決定

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平井 堅が、アコースティック・ライヴ「Ken’s Bar」15周年のツアーファイナル公演をクリスマス・イブに開催した。

会場をバーに見立て、お酒などのドリンクとともに平井堅の歌を、シンプルなアコースティック・スタイルでゆったりと楽しんでもらうことをコンセプトとしたライヴ。それが「Ken’s Bar」である。

オリジナルの楽曲に加え、平井自身のお気に入りの洋楽/邦楽のカヴァーも披露されるこのライヴがスタートしたのは、1998年5月29日。つまり、2013年は「開店」15周年を迎えた記念すべき年であることから、平井は例年以上に「Ken’s Bar」を精力的に展開した。

具体的にいうと、5月に東京・日本武道館で2公演、7月に沖縄・宜野湾海浜公園野外劇場で2公演、そして12月はツアー形式での実施となり、宮城・大阪・徳島・札幌・横浜の全5ヵ所計8公演で10万人を動員したこのアリーナ・ツアー「Ken’s Bar 15th Anniversary Special! Vol.3」は、クリスマス・イヴの12月24日に神奈川・横浜アリーナで最終公演を迎えた。

“メリークリスマス!「Ken’s Bar」へようこそ!”の挨拶で始まったオープニング・ナンバーは、B’zの「いつかのメリークリスマス」。年末の「Ken’s Bar」は時季的なことを踏まえ、クリスマスに関連したナンバーで始まることが恒例となっているのだ。しかし、そのあとがいつもと異なっていた。

序盤はカヴァー・ソングが続くパターンが圧倒的に多いのだが、今回は「Ring」「瞳をとじて」と、自身の大ヒット・ナンバーがいきなり歌われたのである。しかもその2曲のあいだには、今年10月リリースの配信限定ソング「桔梗が丘」が挟まれていた。

要するに、代表曲と最新ナンバーを一気に披露したことで過去と現在がシンクロし、変わらず良質なポップ・ソングを力強い声で歌い続けている平井堅というシンガーの健在ぶりがクリアに浮かび上がった、というわけである。これを本人視点で考えれば、自分を支え続けてきたファンに対する感謝の意ということになり、それをあえてライヴの序盤に歌うということで伝えたのは、節目の15周年ならではのものであったといえるし、さらに加えるなら、そのあとに披露されたAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」におけるファンキーなアレンジは、平井の喜びを反映しているかのようでもあった。

そして、休憩を挾んでの2nd STAGEは、西野カナの「君って」、SMAPの「青いイナズマ」と、ヒット曲のカヴァーが続いたが、ライヴを総括したのはいうまでもなく、自身のオリジナル。とくに、「KISS OF LIFE」「LOVE LOVE LOVE」「POP STAR」の代表曲3連投は圧巻のひと言で、やさしさと強さを兼ね備えた平井の歌声が、横浜アリーナという大きな空間をあたたかく包み込んだ終盤は、間違いなくこの夜のハイライトだった。静かに座ったまま、ゆったりと「Ken’s Bar」を楽しんでいた1万2千人の観客は気づけば総立ちで、それももちろん、平井の歌が持つ力によるものである。

しかし、そのような力を持つ平井であっても“コンサートは緊張します。こんなに怖いものはない”という。アンコールでのMCだった。しかし同時に、“こんなに喜びを感じるものはありません。みなさん、ほんとうにありがとう。幸せです”と、歌うことの喜びとファンへの感謝をあらためて述べると、神奈川・横浜アリーナは大きな拍手で包まれた。すると、平井からのクリスマス・プレゼントともいうべき発言が飛び出し、観客の拍手は歓声に変わった。“第4弾はバレンタインデーに実施します”と、「Ken’s Bar 15th Anniversary Valentine Special!」の開催が発表されたからである。それは、2014年2月14日・15日に東京・ブルーノート東京で実施される。

「Ken’s Bar」は平井の人気が右肩上がりになるにつれ、会場の規模は拡大していった。その象徴が2005年12月の東京・東京ドーム公演で、ただしこのコンセプト・ライヴの歴史は、現在は閉店してしまったONAIR Okubo Plusというライヴ・スペースでスタートしている。だから、ブルーノート東京という、キャパシティ400人のジャズ・クラブでの開催は「Ken’s Bar」の原点回帰といえるものであり、また、超至近距離で平井を、そして平井の歌を楽しむことができるプレミアム・ライヴでもある。2014年になっても「Ken’s Bar」15周年を記念したスペシャルはまだ続いていくのだ。

カメラマン:田中栄治

「Ken’s Bar 15th Anniversary Special!Vol.3」セットリスト
<1st STAGE>
1. いつかのメリークリスマス/B’z
’92年作品/B’zによるクリスマスの定番となった人気ソング。平井堅がB’zのカヴァーを披露するのは今回が初。
2. Ring
’02年作品/17thシングル収録/日本テレビ系ドラマ「サイコドクター」エンディングテーマ
3. 桔梗が丘
’13年10月に自身初の配信限定ソングとしてリリースした新曲/ミサワホームTVCMソング
4. 瞳をとじて
’04年作品/20thシングル収録/大ベストセラー小説『世界の中心で、愛をさけぶ』の映画主題歌
5. LOVE OR LUST
’00年作品/10thシングル収録
6. 恋するフォーチュンクッキー/AKB48
’13年作品/AKB48による今年の大ヒット曲
7. センチメンタル
’04年作品/6thアルバム「SENTIMENTALovers」収録/日本テレビ系「サッカークラブチーム世界一決定戦 第25回トトヨタカップ」中継テーマソング
<2nd STAGE>
1. 太陽
’10年作品/32ndシングルカップリング収録/「没後120年ゴッホ展-こうして私はゴッホになった-」テーマ・ソング
2. 君って/西野カナ
’10年作品/西野カナによるヒットソング
3. 青いイナズマ/SMAP
’96年作品/SMAPによる国民的ヒットソング
4. 君の好きなとこ
’07年作品/26thシングル収録/日本テレビ系ドラマ 天海祐希主演「演歌の女王」主題歌
5. KISS OF LIFE
’01年作品/13thシングル収録/フジテレビ系ドラマ「ラブ・レボリューション」主題歌
6. POP STAR
’05年作品/23rdシングル収録/フジテレビ系ドラマ「危険なアネキ」主題歌
7. LOVE LOVE LOVE
’98年作品(Ken’s Barが誕生した年にリリース)/7thシングル収録/ TBS系「愛のヒナ壇」オープニングテーマ
<ENCORE>
1. half of me
’09年作品/未発表曲/2009年7月28日幕張メッセイベントホールで行われた「Ken’s Bar」にて初披露。「even if」の2人の10年後を描いたその続編的作品。
2. The Christmas Song/Standard
’44年作品/アメリカジャズ界の巨匠メル・トーメ作曲のクリスマスソング。ナット・キング・コールのカバーでも有名なスタンダードナンバー。

Information
番組情報
「平井 堅 Ken’s Bar 15th Anniversary Special!」

2014年2月23日(日)アリーナツアー最終公演(2013年12月24日横浜アリーナ公演)をWOWOWにて放送

関連リンク
平井堅 official web site:http://www.pinups.co.jp/hirai/
■Ken’s Bar 15th Anniversaryhttp://www.kenhirai.net/bar/


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