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2013年、最もレンタルされたアニメは「おおかみこどもの雨と雪」 TSUTAYA年間ランキング

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映像音楽ソフトレンタルの国内最大手TSUTAYAが、2013年の各種ベストセラーランキングを発表している。映像ソフト、音楽ソフトのレンタルと販売、さらに書籍やマンガもあり、過去1年間のトレンドが垣間見える興味深いものとなっている。
アニメ関連では、DVD・ブルーレイレンタルのジャンル別ランキング アニメ部門が注目だ。アニメの映像ソフトでは販売ランキングが注目されがちだが、レンタルでは販売とはまた違う特徴が見えてくるからだ。

2013年1月1日から12月7日までの集計でトップとなったのは、細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』である。興行収入42億2000万円の大ヒット作は、レンタルでも好調だ。
『おおかみこどもの雨と雪』に限らず、映像ソフトのレンタルは映画作品、そしてそのヒット作が人気となる傾向が強いようだ。2位の『ONE PIECE FILM Z』、3位の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と、劇場でのメガヒット作品が並ぶ。

同時に、邦画、洋画を問わずファミリー・キッズ作品の高い人気も顕著だ。4位にはディズニー映画の『シュガーラッシュ』、6位はピクサーの『メリダとおそろしの森』、9位はドリームワークス・アニメーションの『マダガスカル3』と米国のアニメーションスタジオの作品も多い。
さらにファミリーキッズ向けの作品は、劇場興収とはあまり相関性もないように見える。興行収入はさほど大きくなかった『モンスター・ホテル』(11位)、『フランケンウィニー』(12位)、『ももへの手紙』(15位)などである。こうした作品は劇場でなく、自宅で家族と観るというニーズが少なからずあるのかもしれない。
このほかレンタルの特徴は、『モンスターズ インク』(7位)、『となりのトトロ』(13位)、『魔女の宅急便』(16位)と旧作の活躍も目立つことだ。

アニメから総合ランキングに目を広げると、1位は洋画コメディの『テッド』である。『おおかみこどもの雨と雪』は総合でも3位である。『ONE PIECE FILM Z』は17位、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は19位と、アニメ映画では『おおかみこどもの雨と雪』が際立っていることが分かる。
また、『ヘルタースケルター』(3位)、『BRAVE HEARTS 海猿』(5位)、『るろうに剣心』(8位)、『テルマエ・ロマエ』とマンガ原作邦画の活躍も目立つ。

TSUTAYA年間ランキング
http://www.tsutaya.co.jp/rank/year.html

[DVD/ブルーレイ レンタルンキング アニメ部門] 

1. おおかみこどもの雨と雪
2. ONE PIECE FILM Z
3. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.
4. シュガー・ラッシュ
5.ドラゴンボールZ 神と神
6.メリダとおそろしの森
7.モンスターズ インク
8.マダガスカル3
9.塔の上のラプンツェル
10.ロラックスおじさんの秘密の種
11.モンスター・ホテル
12.フランケンウィニー
13.となりのトトロ
14.名探偵コナン 11人目のストライカー
15.ももへの手紙
16.魔女の宅急便
17.劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影
18.コクリコ坂から
19.劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 「キュレムVS聖剣士ケルディオ」
20.ティンカー・ベルと輝く羽の秘密
(集計対象期間:2012年1月1日~12月7日)

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