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「終物語」は3巻構成 西尾維新、中巻の追加を決定 2014年1月31日発売 

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西尾維新さんの人気小説「<物語>シリーズ」の最新作『終物語』が、当初考えられていたより長くなる。上下巻とされていた本作に、新たに中巻が追加されることが決定した。タイトルは『終物語(中)』第四話「しのぶメイル」、2014年1月31日に刊行される。
中巻の発売決定は、12月14日放送の『<物語>シリーズセカンドシーズン』「恋物語」第4話内で放送された講談社BOXのコマーシャルで明らかになった。『終物語(中)』の表紙には、登場キャラクターより臥煙伊豆湖が描かれる。

西尾さんは中巻刊行にあたって、コメントも発表した。“シリーズを完結させるためにはできれば書きたい一冊だった”とその思いれの強さも語っている。また、上巻を読んでなくとも読めるとも説明する。
『終物語』は、アニメ化もされ、原作、テレビシリーズともヒットを続ける<物語>シリーズの最後を描く作品だ。当初よりフィナーレを飾るとして注目されていた。物語の結末はやや先送りされるが、本作のファンにとっては、うれしい中巻の追加でないだろうか。

さらに「アニメ<物語>シリーズヒロイン本其ノ肆 千石撫子」も、1月31日に同日発売される。原作とテレビアニメが一体となって作品を盛り上げていく。
「ヒロイン本其ノ肆 千石撫子」では、西尾さんと「囮物語」のエンドカードを手掛けた羽海野チカさんの初対談が収録される。羽海野さんは代表作『ハチミツとクローバー』がアニメ化され、「東のエデン」シリーズではキャラクター原案を務めるなど、アニメファンにもお馴染みのマンガ家だ。
二人の人気作家がどのようなトークを繰り広げるのだろうか。もちろんこれまでのヒロイン本と同様に、西尾さんの書き下ろし企画も予定している。
[高橋克則]

■ 中巻刊行にあたっての西尾維新さんのコメント

「賢明なる読者の皆様にとってはおよそ予想通りとも言える中巻の刊行なのかもしれませんが、僕自身は実のところどうなるかわからないと思っていました。
今回執筆したエピソードは今まで何度か書こうとして挫けて来た話でもあったので。聞き手に徹してくれた扇ちゃんのお蔭で辛くも脱稿できたという感じです。
シリーズを完結させるためにはできれば書きたい一冊だったから、なんとか書き上げることができて嬉しいです。 
『百パーセント趣味で書かれた小説です。』のキャッチコピーで始動した物語シリーズを、今も趣味のままに好き自由に書き続けていられるのは、読者の皆様のご支援あってのことです。本当にありがとうございます。
『終物語(中)第四話 しのぶメイル』、よろしくお願いします(話としては独立していますので、上巻を読んでなくとも読めますが、さすがにそんな人はいないですかね)。」

『<物語>シリーズセカンドシーズン』
http://www.monogatari-series.com/2ndseason/

講談社BOX 公式サイト
http://bookclub.kodansha.co.jp/kodansha-box/

『終物語(中)』第四話「しのぶメイル」
発売日: 2014年1月31日
[あらすじ]
"神原駿河は私の姉の娘だよ――眠らせておくには、惜しい才能さ"
"何でも知ってるおねーさん"臥煙伊豆湖。 彼女が阿良々木暦に課す、終幕へ向かうための試練とは……?
四百年の時を経て、蘇る武者――これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
青春は、「彼」を語らず終われない。

『アニメ<物語>シリーズヒロイン本其ノ肆 千石撫子』
発売日: 2014年1月31日

【関連写真】「終物語」は3巻構成 西尾維新、中巻の追加を決定 2014年1月31日発売 

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