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上戸彩 映画『武士の献立』初日に凄くプレッシャーと告白

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12月14日、映画「武士の献立」の初日舞台挨拶が東京・丸の内ピカデリーで行われ、上戸彩・高良健吾・西田敏行・余貴美子、そして朝原雄三監督が登場した。



本作は、包丁侍の家に嫁いだ料理上手の娘・春(上戸彩)が、剣の腕は立つのに、包丁さばきはさっぱりの夫・安信(高良健吾)とぶつかり合い、時にすれ違い、次第に心を通わせながら夫婦愛と家族の絆を深めてゆくユーモア溢れるヒューマンドラマ。



主演は「あずみ2 Death or Love」以来、実に8年ぶりの映画主演となる上戸彩さん。共演するのは、年下夫・安信役の高良健吾さん、安信の父で包丁侍の舟木伝内役の西田敏行さん、母・満(みつ)役の余貴美子さん。豪華俳優陣の共演を朝原雄三監督が味わい深い感動作に仕上げている。



上戸彩さんは、この日映画を見終わった観客を前にして「皆さん朝からありがとうございました。今日の感想をツイッター等で広めていただけたらと思います。」と挨拶。



高良健吾さんは「時代劇が初だったんですけど、初めてのことだらけだから毎日勉強だったし、毎日知ることだらけだったしインからアップまでずっとそんな感じでしたね。」と初めての時代劇で毎日が発見の連続だったことを告白。



そんな二人を受けて、西田敏行さんは「可愛らしい素敵な映画ができたなと思っています。この作品に参加できたことを本当に嬉しく思いますし、彩ちゃんの嫁ぶりも健吾くんの息子ぶりも愛おしく思って撮影に臨んでいました。」と、家族がテーマの映画らしく二人を可愛がって撮影に臨んだようだ。



また、本作をどのような思いで撮影したかについて質問されると、朝原雄三監督は「“武士の家計簿”という映画がとても面白くて皆さんに喜んでいただけたので、それに負けない、現代劇に通じるような、正月に家族で見ていただけるようなものを目指そうと、また武士の家計簿には無い若い二人の味を出していきたいという願いで作品を撮りました。」と思いを語った。



そして、8年ぶりの主演作となる本作について、上戸彩さんは「お金を払って見に来てもらうという映画をやるのは凄くプレッシャーで、怖がっていたら8年もたってしまいました。25歳くらいから数字がどうのこうのよりも、自分がやりたい役をやっていきたいと気持ちが変わってきました。本作については、初めて台本を読んだときに春という役に魅力を感じてやらせていただきました。春は一つのために尽くすために生きているんですけど、途中で春が頭より先に身体が動いてしまったというシーンがあって、それは春には珍しい言動だったと思います。あのシーンは初めて読んだときに凄く涙がポロポロ出てきて、この感情を大事にしたいなと思いました。前日までそのシーンはセリフを覚えながら感情移入して、当日も現場の空気を作ってくださってやりすかったです。」と包丁侍の家に嫁いだ春という役に魅力を感じて本作に臨んだことを明らかにした。



最後に、上戸彩さんは「本当に皆さんありがとうございました。(客席のファンを見て)表情を見ていると優しい顔でにこにこしてくださっているので安心しています。これから私はプレッシャーの日々になるんですけど、これからクリスマスお正月とみんなで過ごす時期になるので、みんなで過ごすことの大切さや意味を映画から沢山感じ取っていただけると嬉しいです。」と語り、プレッシャーを感じつつも観客の反応が上々で一安心した様子だった。



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