講談社は12月5日、同社が発行する少年マンガ誌「月刊少年ライバル」を、2014年6月4日発売の7月号を最後に休刊すると発表した。
マンガ部門がさらなる飛躍をはかるために、マンガ誌のラインナップの見直しを進めていることを理由に挙げた。「月刊少年ライバル」の休刊は、その一環であるとしている。
「月刊少年ライバル」は、2007年に長らく親しまれてきた児童雑誌「コミックボンボン」の休刊と合せるかたちで創刊された。現在の発行部数は、日本雑誌協会が発表する直近の印刷証明付発行部数で4万8000部である。
「月刊少年ライバル」編集部は、新たな少年マンガ誌の刊行に向けた研究を進めるとしている。ここで「月刊少年ライバル」の経験も活かす。そのコンセプトや陣容などは整いしだい発表する。
「月刊少年ライバル」では、真島ヒロさんが連載していた『モンスターハンター オラージュ』の単行本発行部数は累計200万部を突破、松本ひで吉さんが連載している『ほんとにあった!霊媒先生』が講談社漫画賞を受賞などの話題もあった。
また、毎月必ず入選以上を出し、3ヶ月に1人、年4人が読み切りデビューするという月例コミック新人賞や、大賞受賞者は翌年の連載デビューを確約するという少年ライバルコミック大賞の実施で、新人の発掘にも意欲的であった。
[真狩祐志]
「月刊少年ライバル」
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/14755
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