2012年7月に公開され、興収42億2000万円を叩出した大ヒット作『おおかみこどもの雨と雪』が、いよいよテレビに登場する。金曜日の夜21時から、話題の映画多数登場することで人気の日本テレビ系の金曜ロードSHOW!でとなる。
大型作品だけに、より多くの視聴者にアピール出来る枠での放送となった。さらに当日は放送時間を通常より25分拡大する。これは117分に及ぶ本編をノーカットで、視聴者がノーカットで楽しめるためのものだ。最高の映画を完全な状態で観て欲しいとのテレビ局の配慮がありそうだ。
本作は『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(2009年)で、その名前を一気に高めた細田守監督が、大きな注目を集めるなかで制作した。“おおかみおとこ”と結婚し、ふたりの“おおかみこども”をもうけた主人公はな が、母親として子どもを育て、子どもが自立していく様子を見事なアニメの表現で描いた。
家族、母親、子ども、子育てといった普遍的なテーマが、多くの観客の共感を呼んだ秘密だ。テレビ放送で、そうした共感はさらに広がりそうだ。番組では、細田守監督直筆のサイン色紙などもある豪華プレゼント企画も実施するとしている。こちらも楽しみだ。
金曜ロードSHOW!は、これ以外にもアニメ映画のプログラムに力をいれる。『おおかみこどもの雨と雪』の放送に先立つ12月6日には、2009年にテレビスペシャルとして製作された『ルパン三世VS名探偵コナン』を放送する。これは翌12月7日の『映画 ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』公開の前夜祭的な位置づけだ。
11月15日の『ルパン三世 princess of the breeze~隠された空中都市~』、11月22日の『火垂るの墓』、11月29日の『おもひでぽろぽろ』と、『おおかみこどもの雨と雪』まで5回連続アニメ作品となる。2013年の金曜ロードSHOW!の番組は47本、うち13本がアニメ映画だ。2013年はスタジオジブリの劇場映画が2本公開され、その連動企画、スタジオジブリの作品中心とはなっている。それでもゴールデンアワーにアニメ映画が多数登場するのは、アニメが大衆性を持った魅力的な映像表現であることを示している。そんな誰でも楽しめるアニメ映画の筆頭が、今回の『おおかみこどもの雨と雪』である。
金曜ロードSHOW!
http://www.ntv.co.jp/kinro/
『おおかみこどもの雨と雪』
http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20131220/index.html
2013年12月20日(金)
金曜ロードSHOW! 日本テレビ系 21時~
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家族、母親、子ども、子育てといった普遍的なテーマが、多くの観客の共感を呼んだ秘密だ。テレビ放送で、そうした共感はさらに広がりそうだ。番組では、細田守監督直筆のサイン色紙などもある豪華プレゼント企画も実施するとしている。こちらも楽しみだ。
金曜ロードSHOW!は、これ以外にもアニメ映画のプログラムに力をいれる。『おおかみこどもの雨と雪』の放送に先立つ12月6日には、2009年にテレビスペシャルとして製作された『ルパン三世VS名探偵コナン』を放送する。これは翌12月7日の『映画 ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』公開の前夜祭的な位置づけだ。
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金曜ロードSHOW!
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