以前から噂されていたYouTubeの音楽ビデオ・サービス。オン・デマンドのスポティファイに音楽ビデオがついたようなもの。月額いくらか払って有料会員になれば広告が入らない。音楽業界誌ビルボードや音楽誌ローリング・ストーン他が伝えている。
ストリーミングによるこのサービスが始まったら、オン・デマンドじゃないインターネット・ラジオのパンドラやiHeartRadioに与える影響、また始まったばかりのアップルのiTunesRadioや、有料でダウンロードするiTunesビジネスにも影響を与えそうだ。見たい曲をオン・デマンドで見る。手元において置く必要がない。
Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】
有料会員は月額10ドル前後を払えばいいという噂もある。サービスは12月に入ったら始まるという業界関係者もいる。しかし舞台裏は大変だろう、YouTubeは音楽ビデオについて、権利を持っているレコード会社と個別に契約しなければならない。ユニバーサルミュージック、ソニーミュージックとワーナーミュージックを抑えればすむ話だが、YouTube上の違法ビデオに悩まされたレコード会社は強気に出るだろう。それと同時に音楽著作権を管理する音楽出版社との交渉も大変だ。
レコード会社にとってみれば、レコードの宣伝用に作ったビデオが富を生む。従来はMTV他に宣伝用として無償で貸与していた。しかしユニバーサルミュージックとソニーミュージックは無料の音楽ビデオ専門サイトのVEVOを立ち上げ利益を生んでいる。しかしVEVOはYouTubeのプラットフォーム上にある。VEVOはYouTubeと広告収入を分けている。両者の関係が今後どうなるかは分からないが、YouTubeが始める定額制の有料音楽サービスが音楽業界にとってプラスに働くみる業界関係者もいる。
実物のレコードを売る次代から、デジタル・ダウンロード販売へ、そしてダウンロードはせずオン・デマンドで好きな時に好きなデバイス(スマートフォン他)で聴く人達からお金を払ってもらう(無料会員からは広告収入で利益をあげる)ビジネス・モデルになる。今回のYouTube話はスポティファイに比べて有料会員がはるかに多いだろうと業界関係者はみる。
そしてこのサービスは従来のサービス同様国別になる。日本は音源の保有者が多く、説得するのは並大抵じゃないので、とりあえず蚊帳の外だ。ところでこのサービス、「Music Pass」と名前が決まった。まさしく「音楽定期券」だ。
記事提供元:Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】
ストリーミングによるこのサービスが始まったら、オン・デマンドじゃないインターネット・ラジオのパンドラやiHeartRadioに与える影響、また始まったばかりのアップルのiTunesRadioや、有料でダウンロードするiTunesビジネスにも影響を与えそうだ。見たい曲をオン・デマンドで見る。手元において置く必要がない。
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有料会員は月額10ドル前後を払えばいいという噂もある。サービスは12月に入ったら始まるという業界関係者もいる。しかし舞台裏は大変だろう、YouTubeは音楽ビデオについて、権利を持っているレコード会社と個別に契約しなければならない。ユニバーサルミュージック、ソニーミュージックとワーナーミュージックを抑えればすむ話だが、YouTube上の違法ビデオに悩まされたレコード会社は強気に出るだろう。それと同時に音楽著作権を管理する音楽出版社との交渉も大変だ。
レコード会社にとってみれば、レコードの宣伝用に作ったビデオが富を生む。従来はMTV他に宣伝用として無償で貸与していた。しかしユニバーサルミュージックとソニーミュージックは無料の音楽ビデオ専門サイトのVEVOを立ち上げ利益を生んでいる。しかしVEVOはYouTubeのプラットフォーム上にある。VEVOはYouTubeと広告収入を分けている。両者の関係が今後どうなるかは分からないが、YouTubeが始める定額制の有料音楽サービスが音楽業界にとってプラスに働くみる業界関係者もいる。
実物のレコードを売る次代から、デジタル・ダウンロード販売へ、そしてダウンロードはせずオン・デマンドで好きな時に好きなデバイス(スマートフォン他)で聴く人達からお金を払ってもらう(無料会員からは広告収入で利益をあげる)ビジネス・モデルになる。今回のYouTube話はスポティファイに比べて有料会員がはるかに多いだろうと業界関係者はみる。
そしてこのサービスは従来のサービス同様国別になる。日本は音源の保有者が多く、説得するのは並大抵じゃないので、とりあえず蚊帳の外だ。ところでこのサービス、「Music Pass」と名前が決まった。まさしく「音楽定期券」だ。
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