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第二回「Billboard JAPAN カンファレンス」開催、亀渕昭信氏と伊藤銀次氏の一夜限りのSPライブも

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音楽産業に貢献してきた“ミュージックマン”を招き、過去を紐解きながら、これから訪れる音楽の未来を考えていくトークセッション・シリーズの第二弾「Billboard JAPAN カンファレンス — Talk Session with "Musicman" Vol.2」が11月13日、東京・Billboard Live Tokyoにて開催された。

第2回目のトークゲストとして登壇したのは、元ニッポン放送代表取締役社長の亀渕昭信氏。数々の人気番組を手掛け、自ら「オールナイトニッポン」のパーソナリティも務めてきた亀渕氏のテンポ良くユーモアたっぷりのトークで終始笑いが沸き起こっていた。

(左から:亀渕昭信氏、渡辺祐氏)
日本初のジングル誕生の瞬間や「オールナイトニッポン」の立ち上げ秘話、パーソナリティを勤めたきっかけなど、実際に使用していたオンエアリストなどの貴重な資料を公開しつつ、当時どのようにラジオが放送されていたのか、なかなか知る事のできないラジオの歴史と裏側を紹介した。

ライブにはシュガー・ベイブや「ナイアガラトライアングルVol.1」に参加した伊藤銀次氏が登場。ラジオから流れる音楽に魅了され、大きな影響を受けた想い出話を交え、「BABY BLUE」「トワイライト・シンフォニー」、「雨のステラ」、『笑っていいとも!』のテーマ曲「ウキウキWatching」、ナイアガラ・トライアングルの「幸せにさよなら」をアコースティックバージョンで披露した。

伊藤銀次氏のアコースティックライブ
トークの後半では、震災以降に改めて見直されたラジオと社会の関係、さらにネットラジオやストリーミングサービスの登場による電波ラジオへの影響と可能性についても言及。iHeartRadioやPandoraなど海外のストリーミングサービスを例に出し、日本でも「著作権使用料の問題が解決すればストリーミングが一つの主流になるだろうが、普及するには時間がかかるのでは」と考えを述べた。

また、ラジオが人々の生活に寄り添って発展してきたことから“しゃべり”の重要性についてもコメント。さらに、各局で同じような楽曲がオンエアされている現状についても、「同じことをしていてもラジオの進歩はない。多様な楽曲を流して音楽との新しい出会いを提供するべき」と今後のラジオのあり方についても語った。

一夜限りのスペシャルユニット「カメ&銀次」
そして、イベントの最後には亀渕氏と伊藤氏が一夜限りのスペシャルユニット「カメ&銀次」として奇跡の共演。最後まで来場者を楽しませた。

なお、同カンファレンスは毎回Ustreamにて配信されており、会場に来ることができない人も貴重なトークを楽しむことができる。

Information
公演情報
「Billboard JAPAN カンファレンス vol.02 ~僕らのラジオのつくりかた~」

日時:11月13日(水)18時開場、19時半開演
会場:ビルボードライブ東京
料金:全席3,000円
予約開始:CLUB BBL会員先行 10月3日(木) 一般発売 10月10日(木)
ゲスト:亀渕昭信(ラジオ・パーソナリティ、日本民間放送連盟顧問)
聞き手:渡辺祐
ライブゲスト:伊藤銀次(シンガー& ソングライター/ プロデューサー/ アレンジャー)
企画構成:永田純
http://www.billboard-live.com/membersarea/bbjc_vol2.html
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/15348

関連リンク
■Billboard JAPANhttp://www.billboard-japan.com/


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