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ストーンズ、44年ぶりに訪れたハイド・パークでのライヴ映像10/30発売

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2013年7月、44年ぶりに訪れたロンドンのハイド・パークでのザ・ローリング・ストーンズの最新ライヴ映像のリリースが決定した。

オープニングの「スタート・ミー・アップ」からアンコール「サティスファクション」まで全16曲、そしてボーナス映像として3曲、トータル19曲を7月6日、13日両公演のベスト・テイクからセレクトした50年を越えるキャリアの集大成として収録。また、日本盤には寺田正典氏による数万字を越える長編解説、現地で撮影を行なったフォトグラファー有賀幹夫氏による取材記も特別封入。さらに、日本限定ボーナスも追加される(詳細は後日発表)。

ミック・ジャガー コメント
最高のライヴだった。ハイド・パークに夕陽が落ちて、素晴らしいムードになったね。真夏の夜、ホームグラウンドで10万人と一緒に、ストーンズの50周年を祝うことが出来て嬉しかった。みんな、この作品を楽しんで欲しい。俺たちはすごく楽しかったよ!

キース・リチャーズ コメント
ハイド・パークに戻ってきて、歴史が一巡した気分だった。ストーンズは絶好調だったよ。ロンドンでの最高の夏、それ以上のものがあるかい?

寺田 正典 コメント

この7月6日と13日の二日間にわたってロンドンのハイド・パークで行なわれた、ローリング・ストーンズの凱旋コンサートの模様が、来る10月30日、ついに映像作品としてリリースされることになった。

「王者の凱旋」というより、もっともっと重い「生存者の凱旋」。「生存者」のところは英語で「サヴァイヴァー」とした方がピンと来るのかもかもしれない。なにしろ、ストーンズが同地でコンサートを開くのは44年ぶり。しかもその44年前のコンサートというのがまた特別な意味合いを持つものだったからなおさらだ。そのことをちょっとだけおさらいしておくと......

ストーンズは、1969年7月5日に、このハイド・パークで、新メンバーお披露目のためのフリー・コンサートを企画していた。しかし直前の7月3日、グループ離脱を表明したばかりの元メンバー、ブライアン・ジョーンズが自宅で謎の死を遂げるという悲劇に見舞われる。そこで彼らはこのコンサートを、急遽「ブライアン・ジョーンズ追悼」にテーマを替えて開催することになったのだが、いきなりの野外の大規模コンサートというのは、当時のストーンズには敷居が高すぎた。何と言っても新メンバー参加後、初めて人前で初めての演奏になるわけだし、PAシステムや演出装置もまだまだ未整備な時代でもあった。おまけに、会場警備にも大きな問題が潜んでいた(ここでの問題点は同年末、オルタモントの悲劇という形で顕在化する)。そのような状況の中で苦悩しながらも“70年代的な巨大ロック・ビジネスの時代”に向けて何とか新たな一歩を踏み出した、そんなストーンズにとってほろ苦くもメモリアルな場所がハイド・パークだったのである。

その後のストーンズが、幾多の苦難を乗り越え、ロックンロール界の王者、ロック界のカリスマ、として長く君臨しつつしぶとく生き抜いてきたのはご存じの通り。しかし、ミック・ジャガー、キース・リチャーズが間もなく70歳になろうかという時になって、そのハイド・パークに帰って来るとは誰が予想できただろうか?しかも、44年前にお披露目した当時の新メンバーで、すでにグループを脱退して40年近くにもなるギタリスト、ミック・テイラーを、栄光の時代を共に過ごした旧友として帯同したというのがまた何とも感慨深いではないか!

そんなファンの感慨を受け止めながらも、ミック・ジャガーが「ホンキー・トンク・ウィメン」を、44年前と同じ白い衣裳を着て歌ったほかは、彼らは決してノスタルジーに頼ることなく、あの時以来44年間のこれが成果だ!と言わんばかりに現在のグループの実力を存分に見せつける演奏を 繰り広げた。つまりストーンズはこの地で見事にリヴェンジを果たしたのである。

ステージ・セットもひたすらシンプルだった44年前とは打って変わり、緑に包まれた公園内ということを意識してか、「森」を模した巨大なものを用意した。そこで、エネルギッシュな動きを見せるストーンズの面々は年齢を感じさせないどころか、まるで時空を飛び越えてやってきた存在のようにも感じられる。キース・リチャーズ自身が映画「クロスファイアー・ハリケーン」の冒頭で自分たちの歩みについて述べた「まるで おとぎ話じゃねぇか」という一節を思い起こしたファンも多かったことだろう。

そんな二日間のスペシャルなコンサートでストーンズは、オープニングの「スタート・ミー・アップ」からアンコールの「無情の世界」「サティスファクション」まで、50年間の活動の集大成となるような、それぞれ19曲を熱演。今回の映像作品には、両公演から選りすぐりのベスト・テイクが収録。本編未収録となる「ダイスをころがせ」「黒くぬれ」「ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン」もボーナス映像として追加するというから、ミック・ジャガーも「ロンドンでの最高の夏の夜だった」と語る、この歴史的な二日間のコンサートの全貌をほぼ見ることが可能になるはずだ。

「“スウィート・サマー・サン” ストーンズ・ライヴ・イン・ロンドン・ハイド・パーク 2013」詳細
【Blu-ray / DVD収録予定曲】
1.スタート・ミー・アップ
2.イッツ・オンリー・ロックン・ロール
3.ストリート・ファイティング・マン
4.ルビー・チューズデイ
5.ドゥーム・アンド・グルーム
6.ホンキー・トンク・ウィメン
7.ユー・ガット・ザ・シルヴァー
8.ハッピー
9.ミス・ユー
10.ミッドナイト・ランブラー
11.ギミー・シェルター
12.ジャンピン・ジャック・フラッシュ
13.悪魔を憐れむ歌
14.ブラウン・シュガー
15.無情の世界
16.サティスファクション
ボーナス映像
1.ダイスをころがせ
2.黒くぬれ
3.ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン
日本盤限定ボーナス
本編未収録ライヴ映像(詳細は後日発表)
【2CD収録曲】*LPは3枚組収録予定
[DISC 1]
1.スタート・ミー・アップ
2.イッツ・オンリー・ロックン・ロール
3.ダイスをころがせ
4.エモーショナル・レスキュー
5.ストリート・ファイティング・マン
6.ルビー・チューズデイ
7.ドゥーム・アンド・グルーム
8.黒くぬれ
9.ホンキー・トンク・ウィメン
10.ユー・ガット・ザ・シルヴァー
11.ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン
[DISC 2]
1.ミス・ユー
2.ミッドナイト・ランブラー
3.ギミー・シェルター
4.ジャンピン・ジャック・フラッシュ
5.悪魔を憐れむ歌
6.ブラウン・シュガー
7.無情の世界
8.サティスファクション
【ミュージシャン】
ミック・ジャガー(ヴォーカル) / キース・リチャーズ(ギター) / チャーリー・ワッツ(ドラムス) / ロニー・ウッド(ギター)
【サポート・ミュージシャン】
ミック・テイラー(ギター) / ダリル・ジョーンズ(ベース) / チャック・リーヴェル(キーボード) / ボビー・キーズ(サックス) / ティム・リース(サックス/キーボード) / バーナード・ファウラー(バッキング・ヴォーカル) / リサ・フィッシャー(バッキング・ヴォーカル)

Information
■リリース情報

「“スウィート・サマー・サン” ストーンズ・ライヴ・イン・ロンドン・ハイド・パーク 2013」

2013年10月30日発売
※予約受付中
【数量限定生産1,000セット/Blu-ray/DVD/2CD/3LP】VQXD-10071 16,000円(税込)
【初回限定盤Blu-ray+2CD】VQXD-10069 7,200円(税込)
【初回限定盤DVD+2CD】 VQBD-10161 6,200円(税込)
【通常盤Blu-ray】 VQXD-10070  5,200円(税込)
【通常盤DVD】VQBD-10162 4,200円(税込)
仕様(予定)
本編:約118分 ボーナス映像:未定 / 日本語字幕付 / 日本語解説付 / トールケース仕様
Blu-ray音声:リニアPCMステレオ / DTS-HD マスター・オーディオ
DVD音声:ドルビー・デジタル ステレオ / ドルビー・デジタル 5.1chサラウンド / DTSサラウンド・サウンド

関連リンク
「“スウィート・サマー・サン” ストーンズ・ライヴ・イン・ロンドン・ハイド・パーク 2013」詳細http://wardrecords.com/SHOP/VQXD10071.html
ザ・ローリング・ストーンズ オフィシャルサイトhttp://www.rollingstones.com/
オフィシャルサイトhttp://www.universal-music.co.jp/rolling-stones
オフィシャルTwitterhttps://twitter.com/rollingstonesJP
オフィシャルfacebookhttp://www.facebook.com/rollingstonesJP


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