大阪芸術大学と小池書院が、マンガ誌「ストレンジャー・ソレント」を創刊した。9月2日より全国の書店およびコンビニエンスストアで発売する。
「ストレンジャー・ソレント」では、マンガ原作者や小説家として活躍する小池一夫さんが編集長を務めている。マンガ界のベテランが自ら雑誌編集に携わるのが特徴だ。
キャラクター造形学科を擁する大阪芸術大学は、漫画コースを擁する全国でも数少ない大学である。それだけにこれまでも新しい試みを続けてきた。
漫画について様々な話題を掲載する「大学漫画」も刊行する。今回は、マンガ雑誌自に乗り出す。雑誌スタイルの書籍「大学漫画」は、22号まで刊行している。「ストレンジャー・ソレント」は新たに定期刊行物のマンガ雑誌となる。当面は隔月刊、その後は月刊化も目指す。
創刊号の巻頭にはイラストレーターの天野喜孝さんと小池一夫さんがタッグを組んだヴィジュアル・ストーリー『帰れソレントへ-「ZAN」より-』が掲載される。青い目のサムライが、戦国前夜の日本を舞台に、望郷の想いを胸に戦い続ける物語だ。
人気のライトノベル『オレを二つ名(そのな)で呼ばないで!』(作・逢上央士、イラスト・COMTA、宝島社・このライトノベルがすごい!文庫)のコミカライズ、叶精作さんが新鋭・竹内清訓と組んで描く、夢破れたボクサーがジャズの世界チャンピオンを目指すマンガ『TAKE-5-FIVEゴウ』なども注目される。
マンガ意外では、高橋留美子さんが毎回1つのキャラクターを取り上げて、自身のキャラクター創りを語りおろす「高橋留美子のキャラクターBOX!」のコーナーが面白そうだ。キャラクターづくりで定評のある高橋留美子さんの創作の秘密に触れられる。このほか創刊号には、連載開始記念として高橋留美子さんのインタビューも掲載されるから、ファンには必見となるだろう。
さらに小池一夫さんのサンディエゴレポートなどといった記事もある。大物作家のみた米国のコミック・マンガ事情が期待出来る。
「ストレンジャー・ソレント」は、税込300円。手頃な価格に設定された。新雑誌の刊行について小池一夫さんは「若手育成のためのフィールドとして、大阪芸術大学出身者にかぎらず、幅広く新鋭の作品を掲載し、漫画界に新風を吹き込みたい」と語っている。
[真狩祐志]
「ストレンジャー・ソレント」
http://www.koike-shoin.co.jp/shopping/prg/search.cgi?mode=details&id=4910138791038
「ストレンジャー・ソレント」 10月号
刊行: 隔月刊(奇数月1日発売)
判型: B5判、272P、中とじ
発行: 大阪芸術大学
発売: 小池書院
発売日: 2013年9月2日
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創刊号の巻頭にはイラストレーターの天野喜孝さんと小池一夫さんがタッグを組んだヴィジュアル・ストーリー『帰れソレントへ-「ZAN」より-』が掲載される。青い目のサムライが、戦国前夜の日本を舞台に、望郷の想いを胸に戦い続ける物語だ。
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マンガ意外では、高橋留美子さんが毎回1つのキャラクターを取り上げて、自身のキャラクター創りを語りおろす「高橋留美子のキャラクターBOX!」のコーナーが面白そうだ。キャラクターづくりで定評のある高橋留美子さんの創作の秘密に触れられる。このほか創刊号には、連載開始記念として高橋留美子さんのインタビューも掲載されるから、ファンには必見となるだろう。
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「ストレンジャー・ソレント」は、税込300円。手頃な価格に設定された。新雑誌の刊行について小池一夫さんは「若手育成のためのフィールドとして、大阪芸術大学出身者にかぎらず、幅広く新鋭の作品を掲載し、漫画界に新風を吹き込みたい」と語っている。
[真狩祐志]
「ストレンジャー・ソレント」
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