8月9日、東京・代々木第一体育館にて「アニジェネ~ANISON GENERATION~」が開催され、ALTIMA、May’n、FLOWら多数のアーティストが出演。暑さを吹き飛ばす熱気にあふれたステージパフォーマンスでアニメファンを熱狂させた。
8月3日から9日間にわたり開催された「a-nation island powered by ウイダーinゼリー」は、昨年50万人以上を動員した実績を持つ国内最大級の夏フェス。その期間内に行われる「アニジェネ」は、昨年からスタートしたアニソンファン達のための祭典である。
開演時間を迎え、まずステージに姿を見せたのは、リトルブルーボックスの2人。会場を埋め尽くす多数のアニソンファンが大歓声と総立ちで迎える中、「ダンボール戦機W」OPテーマ「テレパシー」でアニジェネは幕を開けた。
おなじみの楽曲で会場のボルテージが急上昇していく中、続いてステージに現れたのは川田まみ。ライブならではのバンドサウンドで代々木体育館を底から揺るがすような重低音をホールに響かせた川田まみは、「とある魔術の禁書目録II」OPテーマ「No buts!」をはじめとする3曲を披露。彼女が放つ熱量に呼応するように、会場のテンションはさらに上がっていく。
川田まみから熱を引き継いで、三番手に登場したのは富永TOMMY弘明 with BLUFF。昨年から今年にかけて放送され大きな話題となったアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」OPテーマ「ジョジョ ~その血の運命~」を、富永TOMMY弘明がブラスロックバンド「BLUFF」とのコラボレーションで熱唱すると、会場からは一際大きな歓声が沸き起こっていた。
ここでALTIMAがステージに姿を見せ、再び客席がエキサイトしていく。「灼眼のシャナ3-FINAL-」EDテーマ「I’ll believe」、さらに新曲「NORADRENALINE」では、MAONが太ももにペイントした「ノルアドレナリン」の文字をチラ見せして会場のテンションも急上昇!3曲目、アニメ「アクセル・ワールド」OPテーマである「CYBER CYBER」では、会場全体を巻き込んでの「CYBER CYBER!!」の大合唱で、この日最高の一体感が生まれていた。
会場の熱気をバトンでつなぐように、次々とアーティストたちが登場する。
中盤には玉置成実、The Sketchbook、春奈るなといった実力派ミュージシャンがそれぞれに個性豊かなパフォーマンスを披露した。The Sketchbookの小原莉子は、なんと今日のためだけにメイド服で登場!ステージから会場に向けて「おかえりなさいませご主人様」と挨拶すると、客席からは大歓声が上がっていた。
ライブも折り返しを迎え、ステージに現れたのはFLOW。47都道府県を回る全国ツアーから戻ったばかりというFLOWだが、ハードスケジュールをまったく感じさせない圧巻のパフォーマンスで、9月4日発売の新曲「常夏エンドレス」をはじめとする4曲を熱唱した。中でも「NARUTO」OPテーマ「GO!!!」ではコール&レスポンスで会場全体が一体となり大合唱。さらにFLOWの呼びかけに応えて会場全体にジャンプによるウェーブが発生するなど、この日最高潮の盛り上がりとなっていた。
続いて中島愛がテレビアニメ「琴浦さん」OPテーマ「そんなこと裏のまた裏話でしょ?」など3曲を熱唱すると、さらに続けて栗林みな実がステージに姿を見せた。
栗林は、「去年に引き続きこのイベントに声をかけていただいて嬉しいです」とコメントし、「クロノクルセイド」OPテーマ「翼はPleasure Line」、そして「トータル・イクリプス」OPテーマ「Doubt the World」を力強く歌い上げて、昨年以上の大歓声を浴びていた。
と、ここでライブは一時ブレイクタイム。普段、ニコニコ生放送で放送されているアニメ・ゲームのトーク番組「電波諜報局」がアニジェネ出張版としてやってきたのだ。
MCを務めるのは鷲崎健と、この後アニジェネへの出演を控えているMay’nの2人。今回の様子はニコニコ生放送ではなく、文化放送 超A&G+で生放送中の「A&G ARTIST ZONE 鷲崎健の2h」で生中継。アニジェネを中心とした異色のコラボが実現した。今回の放送では、すでにステージを終えたALTIMAの3人をゲストに迎え、トークやゲームで大盛り上がりに。番組恒例の「絵のお題の当てっこしまSHOW」では、May’nとALTIMAのメンバー全員でお互いの絵のお題を当てるというゲームに挑戦し、「坂本龍馬」や「空中ブランコ」といった難しいお題を何とかクリア。MAONの意外な絵の上手さも明らかになるなど、ALTIMAの新たな一面が見えた企画となった。
電波諜報局出張版が終了し、アニジェネは一気にラストへ向かって加速していく。
トークでリラックスした会場の雰囲気を一気に変えたのはKOTOKO。テレビアニメ「神無月の巫女」OPテーマ「Re-sublimity」など3曲を力強く歌い上げた。
どれだけ盛り上がったライブにもいつか終わりは訪れる。トリを務めたのは、電波諜報局で屈託のない笑顔を見せていたばかりのMay’n。
パワフルな歌声を会場全体に響かせて、新曲「ViViD」など4曲を熱唱し、アニジェネのステージを締めくくった。
最後はALTIMAのMOTSUの呼びかけに応えて、出演者全員がステージに集合。全員でつないだ手を高々と空へ掲げ、笑顔と興奮にあふれたアニジェネが終了した。
(取材・文/山田井ユウキ)
関連リンク
■a-nationオフィシャルサイト:http://a-nation.net/
8月3日から9日間にわたり開催された「a-nation island powered by ウイダーinゼリー」は、昨年50万人以上を動員した実績を持つ国内最大級の夏フェス。その期間内に行われる「アニジェネ」は、昨年からスタートしたアニソンファン達のための祭典である。
開演時間を迎え、まずステージに姿を見せたのは、リトルブルーボックスの2人。会場を埋め尽くす多数のアニソンファンが大歓声と総立ちで迎える中、「ダンボール戦機W」OPテーマ「テレパシー」でアニジェネは幕を開けた。
おなじみの楽曲で会場のボルテージが急上昇していく中、続いてステージに現れたのは川田まみ。ライブならではのバンドサウンドで代々木体育館を底から揺るがすような重低音をホールに響かせた川田まみは、「とある魔術の禁書目録II」OPテーマ「No buts!」をはじめとする3曲を披露。彼女が放つ熱量に呼応するように、会場のテンションはさらに上がっていく。
川田まみから熱を引き継いで、三番手に登場したのは富永TOMMY弘明 with BLUFF。昨年から今年にかけて放送され大きな話題となったアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」OPテーマ「ジョジョ ~その血の運命~」を、富永TOMMY弘明がブラスロックバンド「BLUFF」とのコラボレーションで熱唱すると、会場からは一際大きな歓声が沸き起こっていた。
ここでALTIMAがステージに姿を見せ、再び客席がエキサイトしていく。「灼眼のシャナ3-FINAL-」EDテーマ「I’ll believe」、さらに新曲「NORADRENALINE」では、MAONが太ももにペイントした「ノルアドレナリン」の文字をチラ見せして会場のテンションも急上昇!3曲目、アニメ「アクセル・ワールド」OPテーマである「CYBER CYBER」では、会場全体を巻き込んでの「CYBER CYBER!!」の大合唱で、この日最高の一体感が生まれていた。
会場の熱気をバトンでつなぐように、次々とアーティストたちが登場する。
中盤には玉置成実、The Sketchbook、春奈るなといった実力派ミュージシャンがそれぞれに個性豊かなパフォーマンスを披露した。The Sketchbookの小原莉子は、なんと今日のためだけにメイド服で登場!ステージから会場に向けて「おかえりなさいませご主人様」と挨拶すると、客席からは大歓声が上がっていた。
ライブも折り返しを迎え、ステージに現れたのはFLOW。47都道府県を回る全国ツアーから戻ったばかりというFLOWだが、ハードスケジュールをまったく感じさせない圧巻のパフォーマンスで、9月4日発売の新曲「常夏エンドレス」をはじめとする4曲を熱唱した。中でも「NARUTO」OPテーマ「GO!!!」ではコール&レスポンスで会場全体が一体となり大合唱。さらにFLOWの呼びかけに応えて会場全体にジャンプによるウェーブが発生するなど、この日最高潮の盛り上がりとなっていた。
続いて中島愛がテレビアニメ「琴浦さん」OPテーマ「そんなこと裏のまた裏話でしょ?」など3曲を熱唱すると、さらに続けて栗林みな実がステージに姿を見せた。
栗林は、「去年に引き続きこのイベントに声をかけていただいて嬉しいです」とコメントし、「クロノクルセイド」OPテーマ「翼はPleasure Line」、そして「トータル・イクリプス」OPテーマ「Doubt the World」を力強く歌い上げて、昨年以上の大歓声を浴びていた。
と、ここでライブは一時ブレイクタイム。普段、ニコニコ生放送で放送されているアニメ・ゲームのトーク番組「電波諜報局」がアニジェネ出張版としてやってきたのだ。
MCを務めるのは鷲崎健と、この後アニジェネへの出演を控えているMay’nの2人。今回の様子はニコニコ生放送ではなく、文化放送 超A&G+で生放送中の「A&G ARTIST ZONE 鷲崎健の2h」で生中継。アニジェネを中心とした異色のコラボが実現した。今回の放送では、すでにステージを終えたALTIMAの3人をゲストに迎え、トークやゲームで大盛り上がりに。番組恒例の「絵のお題の当てっこしまSHOW」では、May’nとALTIMAのメンバー全員でお互いの絵のお題を当てるというゲームに挑戦し、「坂本龍馬」や「空中ブランコ」といった難しいお題を何とかクリア。MAONの意外な絵の上手さも明らかになるなど、ALTIMAの新たな一面が見えた企画となった。
電波諜報局出張版が終了し、アニジェネは一気にラストへ向かって加速していく。
トークでリラックスした会場の雰囲気を一気に変えたのはKOTOKO。テレビアニメ「神無月の巫女」OPテーマ「Re-sublimity」など3曲を力強く歌い上げた。
どれだけ盛り上がったライブにもいつか終わりは訪れる。トリを務めたのは、電波諜報局で屈託のない笑顔を見せていたばかりのMay’n。
パワフルな歌声を会場全体に響かせて、新曲「ViViD」など4曲を熱唱し、アニジェネのステージを締めくくった。
最後はALTIMAのMOTSUの呼びかけに応えて、出演者全員がステージに集合。全員でつないだ手を高々と空へ掲げ、笑顔と興奮にあふれたアニジェネが終了した。
(取材・文/山田井ユウキ)
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