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由紀さおり新曲「わたしのうた」、八千草薫主演映画『くじけないで』主題歌に決定

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先日101歳で亡くなった詩人・柴田トヨの半生を映画化した感動作『くじけないで』(八千草薫、武 田鉄矢出演、深川栄洋監督)が2013年11月16日に全国ロードショーされる。この主題歌として、歌手・由紀さおりの新曲「わたしのうた」が決定した。

今年1月に101歳で亡くなられた詩人・柴田トヨ。その詩集は累計200万を越えるベストセラーとなり、多くの人を勇気づけた。そして、心の奥深くまで染みわたる詩の数々にのせ、明治から平成までを生き抜いた彼女の半生を描く感動作が誕生した。夫に先立たれ一人暮らしをしていたトヨは、あるとき一人息子に勧められて初めて詩を書き始める。日々の身近な出来事、自らの老いを見つめるユーモラスな視線や、懐かしい少女時代への追憶を、ひとつずつ言葉にしていく中で、やがて彼女は自らの人生を振り返っていく。「人生は、いつだってこれから。朝はかならずやってくる」。その詩のとおりに前向きなメッセージと深い感動を伝えてくれる作品。

由紀さおりコメント
以前より柴田トヨさんのことは存じ上げておりました。今回のお話を受けてあらためて「くじけないで」の詩集を読ませていただき、脚本も読ませていただいたのですがトヨさんの優しさ、暖かさと、いつでも前向きに力強く生き抜かれた人生そのもの、存在そのものが、心に希望の光を与えてくれるように思います。レコーディングではその素敵なお人柄をこの曲の詩に重ね合せながら、心を込めて歌わせていただきました。「わたしのうた」が主題歌となって映画に寄り添えることは、たいへん光栄に思います。

橋口一成プロデューサーコメント
今回の映画の原作となった詩集「くじけないで」は、60歳以上の女性に圧倒的な支持を受けてベストセラーとなりましたが、読者が柴田トヨさん自身の生き方に感情移入できたことも大きなヒットの要因でした。そこで映画の締めくくりである主題歌も、中高年の女性に人気の高い女性の歌手がよいのではと思い、世界に羽ばたき、多くの支持を得ている由紀さんにお願いした次第です。また、その判断を後押ししたのは何より、由紀さんがこの映画企画の存在を大事に考えてくれ、オリジナルの楽曲で書き下ろしたいという申し入れをしてくれたことです。映画と主題歌の関係が乖離している昨今の状況の中、この詩集や映画に添った音楽を作って頂けるということは、何よりの期待でした。そして、その期待を裏切らない、本当に素晴らしい楽曲をプレゼントして頂けました。トヨさんの一人で強く生き抜いてきた心が、まさにこの楽曲の詩の中で息づいています。映画と主題歌が寄り添う事の出来たこの作品は、幸せな子供として、育っていくことでしょう。

Information
映画情報
『くじけないで』

2013年11月16日(土)全国ロードショー
出演:八千草薫 武田鉄矢 伊藤蘭 / 檀れい 芦田愛菜 上地雄輔 ピエール瀧 鈴木瑞穂
原作:柴田トヨ『くじけないで』『百歳』(飛鳥新社刊)
監督・脚本:深川栄洋『60歳のラブレター』『神様のカルテ』
製作:「くじけないで」製作委員会
配給:松竹 (C)2013「くじけないで」製作委員会
www.kujikenaide.jp

主題歌:由紀さおり新曲「わたしのうた」
詞:松井五郎
曲:都志見隆(EMI Records Japan)
11月上旬、シングルリリース予定

関連リンク
由紀さおりオフィシャルサイト:http://www.emimusic.jp/pmsy1969/
由紀さおり & ピンク・マルティーニ『1969』プロデューサー 佐藤 剛氏インタビュー:http://www.musicman-net.com/relay/53.html


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