若きカリスマ指揮者ドゥダメルとベルリン・フィルのライヴ・レコーディング映像が劇場公開決定、完成披露試写会に作曲家千住明が登場

若きカリスマ指揮者グスターボ・ドゥダメルがオーケストラの最高峰ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と初めてレコーディングに挑んだアルバム「R.シュトラウス：ツァラトゥストラかく語りき」が2013年8月21日に日本先行発売されることを記念して、この「ツァラトゥストラかく語りき」のライヴ・レコーディングを行ったコンサートの模様を収めた映像が7月27日から東京有楽町の角川シネマ有楽町で劇場公開される。公開に先駆け、7月25日東京・角川シネマ有楽町で完成披露試写会が行われた。

この映像は、ドゥダメルとベルリン・フィルとの記念すべき初レコーディング作品で、また「ツァラトゥストラかく語りき」はベルリン・フィルにとっても21世紀初の録音となる同楽曲のライヴ・レコーディング映像ほか、同アルバム収録曲である「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」「ドン・ファン」の演奏シーンなど、迫力あふれる演奏シーンが目の前で繰り広げられ、目と耳で堪能できる作品になっている。

完成披露試写会には、作曲家千住明と評論家の満津岡信育が登場し、上映前にプレトークをおこなった。ドゥダメルの印象を問われると千住は「エル・システマの音楽教育などスケールの大きいことなどこれから南米を中心に新しい動きを見せている中、今後の活躍に期待が高まる指揮者ですね」と語り、また楽曲「ツァラトゥストラかく語りき」に関して、「人類の誕生から進化までを感覚的で自由に表現してる作品だと思う。最初のつかみの部分のドーンっという部分は人類のスタートを表現にはこれしかない音だと思う。細かい描写だけじゃなく、大きなストーリーを持っているから、今なお色々な方に愛され、様々な映画などで使われているのだと思う」と話した。

劇場上映は8月9日まで期間限定ロードショーとなっている。

同アルバムはCDから一カ月先行しての7月24日に期間限定特別価格600円にてすでに配信されており、iTunesのクラシック・アルバムチャートで1位を獲得している。

ドゥダメル -- ツァラトゥストラはかく語りき　紹介映像

Information
■リリース情報

グスターボ・ドゥダメル&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
「R.シュトラウス／ツァラトゥストラはかく語りき」
8月21日日本先行発売
UCCG-1632 SHM-CD 2,600円（税込）

先行配信&期間限定特別価格600円で配信中
配信：7月24日配信 600円 主要PC/スマホ配信サイトにて発売

DVD「ベートーヴェン：《運命》～ヨーロッパ・コンサート」
UCBG-1299 5,000円（税込）

■上映情報
『ドゥダメル指揮 21世紀のツァラトゥストラ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団』劇場上映
場所：角川シネマ有楽町（ビックカメラ有楽町上）
http://www.kadokawa-cinema.jp/yurakucho/
期間：7月27日～8月9日の2週間限定ロードショー
時間：10:00開場（ビックカメラ開店時間）10:45スタート ～ 12:20まで
上映時間：1時間35分（予告上映含む）
内容：「ツァラトゥストラはかく語りき」他、8月21日リリースのアルバムに収録されている「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」「ドン・ファン」も同時上映。
料金：1800円均一

関連リンク
■グスターボ・ドゥダメルユニバーサル ミュージック公式サイト：http://umusic.ly/dudamel_jp