アメリカで最も古い、会員制の音楽配信サービス「ラプソディー」の聴かれかたについて23日、同社が発表した。
それによると聴取時間の半分以上は携帯端末からであり、会員の47%はスマートフォンでしか聴いていないそうだ。業界誌ミュージック・ウィークによると、ラプソディーの有料会員はアメリカ国内で100万人を超えたという。会員は月額9.99ドルか14.99ドルのコースを選ぶ。
Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】
会員は自宅のパソコンやタブレットや車の中でも「ラプソディー」を聴取するが、スマートフォンのみでの聴取の拡大は同業他社の「スポティファイ」にも大きな影響を与えそうだ。スポティファイはスウェーデンで創業された会員制の音楽配信サービス。全世界に2000万人の会員がいるという。2011年にはアメリカに進出した。
インターネット・ラジオのパンドラ同様ラプソディーもストリーミング・サービス。ダウンロードは出来ない。レコード会社や音楽出版社はパンドラの場合広告売り上げから使用料を徴収するが、ラプソディーの場合は主に有料会員から集めた会員料金から聴取する。
日本の場合これらの音楽配信サービスが上手く立ち上がらない主な理由はレコード会社が持つ原盤権だ。欧米と比べて大手のレコード会社が原盤権を保有する割合は低い。大手の音楽事務所の多くが自分達で原盤権を持っている。レコード会社には販売のライセンスを与えているだけだ。よって例えばラプソディーが日本で事業を始めたいとしても、欧米なら大手3社ですむが、日本では何百社と交渉し契約しなければならない。また日本の大手レコード会社は、儲かるのなら自分達でやるというスタンス。ガラパゴスと言われるが、仕組みが違う。
記事提供元:Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】
それによると聴取時間の半分以上は携帯端末からであり、会員の47%はスマートフォンでしか聴いていないそうだ。業界誌ミュージック・ウィークによると、ラプソディーの有料会員はアメリカ国内で100万人を超えたという。会員は月額9.99ドルか14.99ドルのコースを選ぶ。
Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】
会員は自宅のパソコンやタブレットや車の中でも「ラプソディー」を聴取するが、スマートフォンのみでの聴取の拡大は同業他社の「スポティファイ」にも大きな影響を与えそうだ。スポティファイはスウェーデンで創業された会員制の音楽配信サービス。全世界に2000万人の会員がいるという。2011年にはアメリカに進出した。
インターネット・ラジオのパンドラ同様ラプソディーもストリーミング・サービス。ダウンロードは出来ない。レコード会社や音楽出版社はパンドラの場合広告売り上げから使用料を徴収するが、ラプソディーの場合は主に有料会員から集めた会員料金から聴取する。
日本の場合これらの音楽配信サービスが上手く立ち上がらない主な理由はレコード会社が持つ原盤権だ。欧米と比べて大手のレコード会社が原盤権を保有する割合は低い。大手の音楽事務所の多くが自分達で原盤権を持っている。レコード会社には販売のライセンスを与えているだけだ。よって例えばラプソディーが日本で事業を始めたいとしても、欧米なら大手3社ですむが、日本では何百社と交渉し契約しなければならない。また日本の大手レコード会社は、儲かるのなら自分達でやるというスタンス。ガラパゴスと言われるが、仕組みが違う。
記事提供元:Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】