7月20日(土)、女優としてTBSドラマ「ぴんとこな」にヒロイン(千葉あやめ)として出演中の川島海荷も所属するパフォーマンスガールズユニット「9nine(ナイン)」の無料ご招待ワンマンライブ「Evolution No.9 Summer(通称:エボサマ)」が東京・お台場のZepp DiverCityにて行われた。
この日のライブは、ペア無料招待ライブということで、同グループが6月12日にリリースした「Evolution No.9」を購入し、応募した人から抽選で、2公演計1000組を招待したもの。ペア無料招待ライブなので、初めて9nineのライブに足を運ぶ人も大勢いるようであった。しかし、そこはライブパフォーマンスに定評のある9nine。今回も初めから終わりまで、無料とは思えないほど豪華な計14曲を披露(アンコールを含む)する90分間で、全ての観客を魅了していた。
この日公式グッズとして会場で販売していたスイカモチーフのグッズを身にまとい、開演を待ちわびる観客たち。オープニングの音楽が流れ、まずはダンスコーナー。5月から行っていた「9nine全国百聞<一見TOUR 2013」でも、ファンの間で大変人気の高かったこのコーナー。ツアーの時とはまた違った音楽とダンスでより進化した”クール”な9nineの登場に、観客は一気にライブモードに。そしてその流れで「少女トラベラー」「SHINING☆STAR」などといった、定番のクールで激しい曲を連続で披露。頭から「これが9nineのパフォーマンス」といったように、パフォーマンスを観客に見せつけていた。
「ついにやってまいりました!ついに待ったこの日、エボサマーーーー!」という西脇彩華の一声から始まったMCは、激しいクールなパフォーマンスとは打って変わって、素朴で、可愛らしい雰囲気。ファミリー優先エリアにいた、メンバー衣装をコピーしている子供たちを見て「可愛いーー!」とメンバーが触れると、佐武宇綺は、自身と同じ”猫耳”のような髪型をしている子供に「飼っていい?」と声を掛け、会場の笑いを誘っていた。
つづいて披露した曲は、この日初披露の、ファン待望の1曲「アネモネもね」。6月12日にリリースした「Evolution No.9」に、カップリングとして収録されていたこの曲。「L,O,V,E」という歌詞に合わせて、観客も一体となって歌っていた。その後の「One Kiss」も合わせて、頭の3曲のクールさ、激しさとは反対にポップな曲調に合った、可愛いダンスで、パフォーマンスの幅広さを感じさせられた。
そして、ライブの中盤でのダンスコーナーは、鏡と照明を使った演出の、思わず息をのむようなパフォーマンス。次の「Love me?」にそのまま続くアレンジ、振り付けは、見事としか言いようがなかった。このパフォーマンスは、ライブでしか体感できないものであるだけに、「一度ライブに来てほしい」と、『百聞<一見TOUR』や『エボサマ』を企画している運営サイドの考えにも頷ける。
MCでは「今年本当に幸せな事があって…スイカが好きなんですけど、たぶんもう2玉ぐらい食べたと思う。」と川島海荷。食べ物には目がない”と、ファンの中では有名な9nineメンバーならではの食いしん坊発言が飛び出し、パフォーマンスとのギャップのある可愛さがまたもや垣間見えた。夜公演では、佐武宇綺、吉井香奈恵、村田寛奈の3人でお祭りに行った際のエピソードを披露。好きな祭りの屋台の話では、リンゴ飴、チョコバナナ、スーパーボール掬いなどという中、最年少の村田寛奈は「いか焼き」。ちっさいおっさんキャラを炸裂させていた。
この後は、最新曲「Evolution No.9」を始め、「9nine o’clock」「Cross Over」などの定番曲を披露。最後の「SMILE&TEARS」では、会場一体となってウェーブをする場面も。片手のピースサインが特徴的な感動的なミディアムナンバーで本編は終了となった。
アンコールでは、この日から販売したグッズの1つ、5色の9nine夏Tシャツをメンバー個々に少しアレンジして着たメンバーが再度登場。1曲披露すると、「実は嬉しいお知らせがあります!」と吉井香奈恵。吉井が「みなさん9月9日は何の日か知ってる?そう、9nineの日!この日の前日9月8日日曜日にこれをやります!」というと、それぞれ「F」「9」「G」「B」「P」という文字が書かれたボードを観客に見せるメンバー。初めは謎の五文字の羅列にファンの頭の上に「?」が浮かんでいたが、「Fan 9 Global Broadcasting Partyの略であり、イベントを行いながら、全世界の人に向けて、その模様を配信、相互のチャットなども行う」という説明がなされると、ファンはみな、新しいイベントの発表に胸を躍らせていた。
5月には香港でライブを行い、今後も海外進出をしていきたいと述べていたメンバーだが、このイベントも、世界的な認知、人気を得るための一つの機会となるかもしれない。
最後の曲としては、映画「スタードライバー」の主題歌としても起用された「colorful」を披露し、高揚感に包まれる中、ステージは幕を閉じた。メンバーが去った後に沸き起こった拍手は、非常に印象的だった。
9nineの日のイベントの発表の際、「でも9月よりも先に、今年は夏フェスがいっぱいあるので、そっちにも来てください」と川島海荷も言っていた通り、9nineは、8月9月、ROCK IN JAPAN FES.、SUMMER SONICといった日本最大級のロックフェスを含む多くのフェス、イベントに出演が決定している。アイドルグループと認識され、「どうせアイドルでしょ」と思われてしまう事も多いかもしれないが、この音楽やパフォーマンスは、ロックファンにも受け入れられるのではないだろうか。
「この夏1人でも多くの方と繋がる」をテーマに活動しているというチーム9nine(運営)。様々な違うジャンルの舞台に立つこの夏、新たに多くのファンをつけ、より大きなステージでワンマンライブが見られる日も近いかもしれない。
9nine エボサマ セットリスト
M-1 少女トラベラー
M-2 SHINING STAR
M-3 夏 wanna say love U
MC
M-4 アネモネもね
M-5 One Kiss
M-6 Love me?
MC
M-7 9nine o’clock
M-8 Evolution No9
M-9 #girls / 困惑コンフューズ
M-10 Cross Over
MC
M-11 SMILE&TEARS
EN-1 流星のくちづけ / CANDY
MC
EN-2 colorful
夏フェス、イベント情報
7/20 スペシャルライブ「Evolution No.9 Summer(エボサマ)」@Zepp DiverCity
7/28 「TOKYO IDOL [...]
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この日公式グッズとして会場で販売していたスイカモチーフのグッズを身にまとい、開演を待ちわびる観客たち。オープニングの音楽が流れ、まずはダンスコーナー。5月から行っていた「9nine全国百聞<一見TOUR 2013」でも、ファンの間で大変人気の高かったこのコーナー。ツアーの時とはまた違った音楽とダンスでより進化した”クール”な9nineの登場に、観客は一気にライブモードに。そしてその流れで「少女トラベラー」「SHINING☆STAR」などといった、定番のクールで激しい曲を連続で披露。頭から「これが9nineのパフォーマンス」といったように、パフォーマンスを観客に見せつけていた。
「ついにやってまいりました!ついに待ったこの日、エボサマーーーー!」という西脇彩華の一声から始まったMCは、激しいクールなパフォーマンスとは打って変わって、素朴で、可愛らしい雰囲気。ファミリー優先エリアにいた、メンバー衣装をコピーしている子供たちを見て「可愛いーー!」とメンバーが触れると、佐武宇綺は、自身と同じ”猫耳”のような髪型をしている子供に「飼っていい?」と声を掛け、会場の笑いを誘っていた。
つづいて披露した曲は、この日初披露の、ファン待望の1曲「アネモネもね」。6月12日にリリースした「Evolution No.9」に、カップリングとして収録されていたこの曲。「L,O,V,E」という歌詞に合わせて、観客も一体となって歌っていた。その後の「One Kiss」も合わせて、頭の3曲のクールさ、激しさとは反対にポップな曲調に合った、可愛いダンスで、パフォーマンスの幅広さを感じさせられた。
そして、ライブの中盤でのダンスコーナーは、鏡と照明を使った演出の、思わず息をのむようなパフォーマンス。次の「Love me?」にそのまま続くアレンジ、振り付けは、見事としか言いようがなかった。このパフォーマンスは、ライブでしか体感できないものであるだけに、「一度ライブに来てほしい」と、『百聞<一見TOUR』や『エボサマ』を企画している運営サイドの考えにも頷ける。
MCでは「今年本当に幸せな事があって…スイカが好きなんですけど、たぶんもう2玉ぐらい食べたと思う。」と川島海荷。食べ物には目がない”と、ファンの中では有名な9nineメンバーならではの食いしん坊発言が飛び出し、パフォーマンスとのギャップのある可愛さがまたもや垣間見えた。夜公演では、佐武宇綺、吉井香奈恵、村田寛奈の3人でお祭りに行った際のエピソードを披露。好きな祭りの屋台の話では、リンゴ飴、チョコバナナ、スーパーボール掬いなどという中、最年少の村田寛奈は「いか焼き」。ちっさいおっさんキャラを炸裂させていた。
この後は、最新曲「Evolution No.9」を始め、「9nine o’clock」「Cross Over」などの定番曲を披露。最後の「SMILE&TEARS」では、会場一体となってウェーブをする場面も。片手のピースサインが特徴的な感動的なミディアムナンバーで本編は終了となった。
アンコールでは、この日から販売したグッズの1つ、5色の9nine夏Tシャツをメンバー個々に少しアレンジして着たメンバーが再度登場。1曲披露すると、「実は嬉しいお知らせがあります!」と吉井香奈恵。吉井が「みなさん9月9日は何の日か知ってる?そう、9nineの日!この日の前日9月8日日曜日にこれをやります!」というと、それぞれ「F」「9」「G」「B」「P」という文字が書かれたボードを観客に見せるメンバー。初めは謎の五文字の羅列にファンの頭の上に「?」が浮かんでいたが、「Fan 9 Global Broadcasting Partyの略であり、イベントを行いながら、全世界の人に向けて、その模様を配信、相互のチャットなども行う」という説明がなされると、ファンはみな、新しいイベントの発表に胸を躍らせていた。
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「この夏1人でも多くの方と繋がる」をテーマに活動しているというチーム9nine(運営)。様々な違うジャンルの舞台に立つこの夏、新たに多くのファンをつけ、より大きなステージでワンマンライブが見られる日も近いかもしれない。
9nine エボサマ セットリスト
M-1 少女トラベラー
M-2 SHINING STAR
M-3 夏 wanna say love U
MC
M-4 アネモネもね
M-5 One Kiss
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