8月9日、映画『パシフィック・リム』が全国公開を迎える。それに先立ち米国では、現地時間7月9日に、アカデミー賞授賞式の会場でもあるドルビー・シアターにてL.A.プレミアが開催された。
会場には、」ギレルモ・デル・トロ監督や菊地凛子さんが出席し、大きな賑わいを見せた。今夏の話題作とあって会場には約200人の取材陣、1800人を超えるファンが集まった。
会場に現れたのは、ギレルモ・デル・トロ監督と主演のチャーリー・ハナムさん、そして人型巨大兵器「イェーガー」のパイロット・森マコを演じた菊地凛子さんだ。
菊地さんはSF映画とアジアを意識したという個性的なスリットドレスでレッドカーペットに登場。映画『バベル』でアカデミー賞にノミネートされた時以来となるドルビー・シアターに足を踏み入れた。現地では菊地さんと、彼女の幼少時代を演じた芦田愛菜さんが注目を集め取材陣が殺到した。
菊地さんは作品について「ロボットや怪獣が出てきて、ロボットは二人のパイロットがメンタルにコネクトしないと作動しないという、すごくユニークな設定です。いろんな方に観ていただける良い作品です」と紹介した。
また「『バベル』の時は国際的な場所に立つことに慣れていなくて自分がどういう状況か把握できていなかったけれど、今回は年月を経てこのような素晴らしい映画でここに来ることができて光栄に思います」と二度目のプレミアイベント出演に喜びを見せた。
記者からアカデミー賞について問われると「賞をいただくのは、キャリアの中ではオマケというか、期待してないところでいただくサプライズなので、いただく機会があったら光栄ですが、自分としてはこれからも真摯に、映画作りをしていきたいと思っています」と答えた。
[高橋克則]
『パシフィック・リム』
2013年8月9日新宿ピカデリー他 3D/2D同時公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
http://wwws.warnerbros.co.jp/pacificrim/
ギレルモ・デル・トロ監督コメント
Q:日本の素晴らしい女優さんを2名起用してますが、いかがでしたか?
「凜子は素晴らしい女優なだけでなく、とにかくステキな人だ。不思議なのは繊細且つ芯の強さを持っている所がマコと似ていると思った。それと幼い頃から怪獣への愛も持っていて、精神的な深さまで理解出来るのもすごい。
愛菜はこれまでに仕事してきたどの世代の役者にも引けを取らない素晴らしい俳優だ。映画の中でもとても難しいシーンを演じているが、とにかく素晴らしかった。とにかくすごい。僕は愛菜の大ファンだよ」
Q:日本のどんなアニメに影響されて今回の作品は生まれましたか?
「僕は1964年生まれで怪獣映画の全盛期だった。鉄人28号が出てきた頃かな。そして手塚治虫育った。その頃は『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝レオ』、円谷の『ウルトラマン』『ウルトラマンセブン』、『黄金バッド』など日本で流行ってる物がメキシコにも入ってきたんだ。
70年代に入ってからさらに興味を持ち、大人になる頃にはアニメ界の大友(克洋)さん、押井守、『AKIRA』、『攻殻機動隊』、宮崎駿、高畑勲…それともっとオニババ、クロネコなどとにかく僕の人生の歩み方のほとんどは日本の文化から生まれて来たんだ」
Q:日本のファンに見て欲しい所は?
「僕にとっては嘘偽りなく心底より尊敬するジャンルへのオマージュなんだ。日本の文化が僕の心を射止めたように、日本の皆さんにもこの愛を感じ取ってもらえたら嬉しい」
Q.日本に来たら行きたい所は?
「やっぱり中野ブロードウェイと代々木公園かな」
【関連写真】全米公開スタート「パシフィック・リム」 L.A.プレミアにはデル・トロ監督、菊地凛子ら登場
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会場に現れたのは、ギレルモ・デル・トロ監督と主演のチャーリー・ハナムさん、そして人型巨大兵器「イェーガー」のパイロット・森マコを演じた菊地凛子さんだ。
菊地さんはSF映画とアジアを意識したという個性的なスリットドレスでレッドカーペットに登場。映画『バベル』でアカデミー賞にノミネートされた時以来となるドルビー・シアターに足を踏み入れた。現地では菊地さんと、彼女の幼少時代を演じた芦田愛菜さんが注目を集め取材陣が殺到した。
菊地さんは作品について「ロボットや怪獣が出てきて、ロボットは二人のパイロットがメンタルにコネクトしないと作動しないという、すごくユニークな設定です。いろんな方に観ていただける良い作品です」と紹介した。
また「『バベル』の時は国際的な場所に立つことに慣れていなくて自分がどういう状況か把握できていなかったけれど、今回は年月を経てこのような素晴らしい映画でここに来ることができて光栄に思います」と二度目のプレミアイベント出演に喜びを見せた。
記者からアカデミー賞について問われると「賞をいただくのは、キャリアの中ではオマケというか、期待してないところでいただくサプライズなので、いただく機会があったら光栄ですが、自分としてはこれからも真摯に、映画作りをしていきたいと思っています」と答えた。
[高橋克則]
『パシフィック・リム』
2013年8月9日新宿ピカデリー他 3D/2D同時公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
http://wwws.warnerbros.co.jp/pacificrim/
ギレルモ・デル・トロ監督コメント
Q:日本の素晴らしい女優さんを2名起用してますが、いかがでしたか?
「凜子は素晴らしい女優なだけでなく、とにかくステキな人だ。不思議なのは繊細且つ芯の強さを持っている所がマコと似ていると思った。それと幼い頃から怪獣への愛も持っていて、精神的な深さまで理解出来るのもすごい。
愛菜はこれまでに仕事してきたどの世代の役者にも引けを取らない素晴らしい俳優だ。映画の中でもとても難しいシーンを演じているが、とにかく素晴らしかった。とにかくすごい。僕は愛菜の大ファンだよ」
Q:日本のどんなアニメに影響されて今回の作品は生まれましたか?
「僕は1964年生まれで怪獣映画の全盛期だった。鉄人28号が出てきた頃かな。そして手塚治虫育った。その頃は『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝レオ』、円谷の『ウルトラマン』『ウルトラマンセブン』、『黄金バッド』など日本で流行ってる物がメキシコにも入ってきたんだ。
70年代に入ってからさらに興味を持ち、大人になる頃にはアニメ界の大友(克洋)さん、押井守、『AKIRA』、『攻殻機動隊』、宮崎駿、高畑勲…それともっとオニババ、クロネコなどとにかく僕の人生の歩み方のほとんどは日本の文化から生まれて来たんだ」
Q:日本のファンに見て欲しい所は?
「僕にとっては嘘偽りなく心底より尊敬するジャンルへのオマージュなんだ。日本の文化が僕の心を射止めたように、日本の皆さんにもこの愛を感じ取ってもらえたら嬉しい」
Q.日本に来たら行きたい所は?
「やっぱり中野ブロードウェイと代々木公園かな」
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